« 2019年11月 | トップページ | 2020年1月 »

2019年12月

十二月大歌舞伎

今年最後の歌舞伎座。お天気も良くて気分も盛り上がります。


098d1244863f4f0194b3b0e9ce599d5a

歌舞伎座の前はいつも賑わっています。

Dc1b78f5d9f049229c672cd0461df030

今月は玉三郎、梅枝、児太郎の女方大活躍の作品が上演されます。私が観たのは夜の部。神霊矢口渡と、なんと白雪姫!

6b24c6c10cca4ab3b9c6cb69cf740510

江戸時代末期の鬼才、平賀源内が副内鬼外(ふくちきがい) のペンネームで書いた作品、神霊矢口渡。六郷川の谷口の渡し守り、頓兵衛(松緑)は極悪非道の強欲者。足利と新田の争いでは褒美の金欲しさに足利側の手先となり、新田義興の溺死に加担。もらった報償金で立派な屋敷を建て羽振りもいい。その頓兵衛の娘お舟は父親とは違い純情可憐で愛に対して猪突猛進。ほんと、歌舞伎の中の恋する娘達は大胆でまっしぐら。

ある日暮れ時、人目を忍ぶようにやって来た旅の二人連れ。義興の弟義峰と妻の傾城うてな。足利との戦に敗れ故郷に戻って体勢を立て直そうと道を急ぐ途中だが日暮れて渡し舟が出ない。そこで仇とは知らず頓兵衛の家に一夜の宿を請う。留守を守っていたお舟はここは宿ではないと断ったが、義峰の気品ある男振りに一目惚れ。どうぞどうぞと招き入れます。

ここからお舟の純情一筋、猛進ぶりが笑えます。連れの女が気になるお舟に、ここは嘘をつくしかないと覚悟した義峰が妹だと言うと、とたんにより積極的になったお舟。ひたむきな娘心にほだされた義峰がお舟の手を取り引き寄せた瞬間二人とも気を失ってしまいます。義峰が身に着けていた新田家の御旗のとがめを受けたためと察したうてなが御旗を取り出して壁にかけて祈ると二人は息を吹き返します。

この様子を覗き見ていた下男の六蔵が新田の残党に違いないと踏み込もうとするのを必死に止めるお舟。自分に惚れているのを利用して六蔵と夫婦になると騙して頓兵衛を呼びにいかせ、その隙に二人を逃がします。戻って来た頓兵衛は二人が寝ていると思いこんでいる部屋の床下から刀を突き刺しました。悲鳴があがり部屋に入ると倒れていたのはなんとお舟。

義峰に全てを話し、たとえ兄の仇の娘でも親とは心が別だという証を見せるなら来世で必ず夫婦になろうと言われ身代わりになったと父に訴えるが、娘の命よりも欲に凝り固まった頓兵衛は金づるを逃がした悔しさに瀕死の娘を打ち叩き二人の後を追いかけて行きます。父を説得できなかったお舟は櫓の太鼓に気がつきます。

残党が捕まったという合図の太鼓を叩けば人々は囲みを解くに違いないと櫓に登るお舟。そこへ騙されたと知った六蔵が。必死に立ち向かい六蔵を斬り捨て最後の力を振り絞り太鼓を打ち続けるお舟。一方頓兵衛は義峰を追って舟を出すが、突然その首にどこからともなく飛んできた白羽の矢が突き立つ。これこそ義興の霊が放った怨みの矢であった。

Ab7c517babe54f718d09f235e9ce4b99 

のけ反りながら太鼓を叩くお舟と首に矢が刺さった頓兵衛。絵になるシーン。頓兵衛の憎たらしい強欲振りが可笑しい。

7cc468a29a1744c28df3c82af393c799

玉三郎による翻案、演出の白雪姫。誰もが知っているあのお話をどう見せてくれるのか、期待が高まります。

E918d119ceb7480587f8642540f23796

実の娘に嫉妬する母。継母でないところがより彼女の病んだ心が露わになります。

妃(児太郎) が鏡の精(梅枝)に語りかけ、自分の美しさを鏡の精に再確認するシーンが印象的。最初は妃を讃美していた鏡が次第に成長する白雪姫を讃美。嫉妬に苛まされていく妃。

妃が鏡の精に問い掛けると、初めは妃と対面する鏡としての動きが、白雪姫の成長とともに自立的に動きだす瞬間がおー!という感じ。美しい舞踊劇。

森の小人達は子役が演じてます。皆よく声が出て頑張っていました。美しい場面、場面が難しいこと考えずにスムーズに頭に入ってくるのはなんともありがたい。王子はちょっと貫禄なし。最後はクリスマスを思わせるキラキラで観客を幸せにして大団円。

Dd1d91e0532d43f19e8c840ef2564be6

美しい玉三郎の白雪姫。

グングルプージャとおさらい会

久しぶりのグングルプージャをおさらい会の前に開催しました。今回のヒロインは村上香子さん。初めてスタジオを訪れてくれたのは12年ほど前。当時はアーユルヴェーダのセラピスト見習いをしながら小学生の息子さんを育てるシングルマザーとして目一杯、手一杯で中々練習に参加出来ませんでした。息子さんが独立してからはご自分の時間が取れるようになって、コンスタントに練習できるようになりました。そこで念願のグングルプージャを行い、皆様にお披露目の運びとなりました。おめでとう㊗️

3e2ba3215735451a80a651ca333f2f5f

誰もが緊張し、感動する初めてのグングル。


96adbe7de70e43d690120b0642a29a9c

村上さんのインド舞踊に対する真摯な気持ちが伝わってきます。

9994bd92172b4071b707bd342b900d69


Ee079a6d8f204c1492dfed6005f81d43

7dda9de3d0a84c878566b02d33107a54

4a20a28da73c4f97b2a91b5276d62bc73a5a67ee4e0d4b9685be6653be0409be

いつもプライベートなレッスンなので、人前で踊る経験がありませんでした。本人は震えていたと言いますが、いい緊張感の中でいい体験をしたと思います。

このあとおさらい会がスタートしました。

2ecfa80cb0794288850da32e9070ec4d

1caf74dd7db04bdfbdf71a7a476722e37956640c0bd04609a4b749fda3fe55b18d2f9718f740436e82c99167d5acc63dFf1b4e61f72e42f7b8c420616e343dda765354ac63934e9393adab1f975598c3D1e0befe32fd467484b161e22c06c4d6D0af02bc24414cf88a039df6b6dd414a8104942978bf45c3a7e9d1cf36bff934483e78fbd3e0457f852da2ca15452caaC7c3f37178314940b5ef0fac05760babF5390d25f5274c55bfff961d6cc396139292b98a67da4be6aab1fb89e2f598475ceac262cfc14a87ba672fb50b9c9a24411e51f77e8f4d6d9eee60797d76f892B30961f5ecf34c9ca4f72abf3a3699901ae207f33e22400682fa54ba2a65c88aAdfe03a5cbb84cae9941b7c9dc983030Ff4c9454d358423abc89b86fd4300709838890b722374b4c91eb21881f42deedAe13311f78ef4f4784a730fa2e2e012f6bfc2a82257a4c76b2344976b0be7da7D815df6cb9d8474aafc9265c535e43184801bd723f56473e8178598e612d45196b7b316d510049eab85dc5db62d5533bEa2a531c42b74dfbafe03f384dc894b009e957feddf74a009ff0df41dddd6182

今年も楽しく踊ることができました。

ありがとうございます。

« 2019年11月 | トップページ | 2020年1月 »

2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

プシュパム・メンバーのブログ ↓