« 2019年10月 | トップページ

2019年11月

初めてのスーパー歌舞伎

5d045bf3dcd3403586d0ec11ecda56be

先日友人がオグリを観に行く予定だと言うのを聞いて、私も一度くらいスーパー歌舞伎を観たいなと思っていました。そしたらなんと割引チケットがネットに。A席が40%オフ。日にちも迫っていて行ける日が一日しかない。オグリを猿之助と中村隼人がダブルキャストだと言うけど、やはり初めて観るなら猿之助がいいけれど、とりあえず観るだけでもと購入。ラッキーなことに猿之助がオグリ。隼人が遊行上人の日でした。

新橋演舞場の前から七列目。花道から三番目のいい席でした。

0bb836e0044f4168bfdfb2f2e4b08515

上演前の舞台にはオグリと照手姫の衣装が展示されていて、舞台への期待を高めてくれます。

Ea49149b6fb34ccaa8947865cb1fe56a

小栗判官は伝説上の人物であり、またこれを主人公としては日本の中世以降に伝承されてきた物語。オグリは梅原猛と市川猿翁が作り上げた作品で、これを今の猿之助が新版オグリとして今回の公演を皮切りに日本各地で上演する予定だそうです。

美貌の公家の息子、藤原正清は束縛を嫌い、彼を慕う若者たちと共に自らを小栗党と称していた。ある日小栗党は横山修理の娘、照手姫の輿入れを襲い姫を奪い去ります。実は姫は政略結婚を嫌がっていたので自ら望んで小栗党の仲間達と行動を共にすることに。強く惹かれあったオグリと姫は夫婦になることを誓います。

しかし2人の仲を許せない修理はオグリに難問を出しますがことごとくやり込められ、ついに小栗党の仲間達を騙し討ち。照手姫は相模川に流されてしまいます。閻魔大王の前にやって来た小栗達は地獄で大立ち回りを繰り広げるがついに捕らえられ、オグリは醜い病に侵された姿で娑婆に戻されます。一方照手姫はその美しさと優しさからさまざまな人に助けられ遊女屋の下働きに。

生き返ったオグリは遊行上人の導きで善意の人が引く車に乗って熊野を目指しますが、道中姫の働く遊女屋の近くで止まってしまう。オグリを見た姫はもちろんオグリとは気がつかず、夫とその同士達の供養の為に車を引いて熊野詣を助けたいと店から暇をもらい二人で熊野を目指します。

妻は夫と気がつかず、夫は妻と知りながら醜い姿のために打ち明けられず旅する2人。妻の夫に対する愛情の深さに波するオグリ。たくさんの人に助けられながらの道中で人の為に尽くす心根に気がついたオグリ。

熊野にたどり着く前に暇が終えた姫は本復されたら美濃の店をお訪ね下さいと別れていきます。ようやく熊野にたどり着いたオグリは湯に打たれ行を行い、ついに元の雄々しい姿に蘇ることができました。都に戻ったオグリは帝から美濃国を拝領、晴れて姫を迎えに行き、再会した2人は幸せになったといいます。

初めて観るスーパー歌舞伎、派手な演出、わかりやすいセリフ回しで楽しみました。でも私は歌舞伎座の公演の方が好きですね。

休憩時間に猿之助がやたらとリストバンドの宣伝をしていて、そのセリフがとても可笑しく、買う人いるのかしら? と思っていたら…。最後の大団円、フィナーレを光の輪で飾りましょうと舞台の上の出演者全員が揃ってリストバンド。それに答えて沢山の観客も手を振って応えていました。隣に座っていたお二人も楽しそうに着けていました。なるほど、こういう楽しみがあったのね。

和楽器とフラメンコの素敵なコラボ

5b9a1e372b214c25a51cdb14bb960d10

代々木上原駅から歩いて数分。素敵な音楽ホールでフラメンコと和楽器のコラボレーションを観てきました。

26cc6e4c2bf94352b2a0c8ed8f2ddd7c

まず建物がお洒落。オーナーがセンスのいい方なんでしょう。

4512a2c2b64d4e1893ce179a22d98afb

多分どの席でも観やすいと思いますが、今回の私達の席は二階のど真ん中。とても近くから舞台を俯瞰できるいい席でした。

8ef7d5f726024b95bbef9b1b1915f183

今回演奏される楽器達。

F84dfea09e4e440ea580ad662b005f94

鍵田真由美さん、佐藤浩希さん主催のアルテ イ ソレラの公演。[悠久に遊ぶ]  

2f4da4e3df6c4185a84efb2d59a31542

メンバー全員がプロの技を持ち、自分も他も上手く活かしたよく練られた構成。ワクワクしながらあっというまのシルクロード音楽紀行。

鍵田さんのダンス素敵!

久しぶりに会えた友人といいコンサートが観れて良かったねとお喋りも弾みました。

吉例顔見世大歌舞伎

74ee573adac34271afa4d7f46af568f7 

久しぶりの歌舞伎に浮き立っています。お天気も良くてまさに歌舞伎座日和。

8f5b35294aa947b5993edc5603646e31

幸四郎主演の[研辰の討たれ] タイトルは聞いたことがあるけれど、研辰って何? と思っていました。今回観ることができてラッキーでした。刀の研ぎ師だった守山辰次が殿の覚えめでたくなんと侍になって引き起こした騒動。口が達者で屁理屈ばかりの辰次は上にはペコペコ、同僚達には嫌味ばかりの嫌な奴。でもどこか憎めない愛嬌て悪知恵の持ち主。

家老の平井市郎右衛門から態度を咎められて逆恨み。だまし討ちして逃げてしまいます。平井の二人の息子が仇討ちするべく辰次を追いかけます。旅先でみつけた辰次と息子達のやりとりの可笑しさ。こんなに悪知恵が働きよく動き回れる辰次。真面目に働いたらさぞ出世するだろうに。人間の性の可笑しさ、哀しさ。仇討ちの虚しさが溢れています。江戸時代には美徳とされていた仇討ちを、大正時代に新しい視点で捉え直した作品とのこと。なるほど!

シネマ歌舞伎で勘三郎の作品があるので、彼の飄々とした研辰を観てみたい。

7a95618497fa4ef39a690a6bab7b4dd1

尾上松緑と中村芝翫が華麗に舞う[関三奴] 華やかな日本橋で毛槍を持って駆け出てきたいなせな二人の奴。二人の組み合わせ初めて観ました。

355c5e045cd0485c9d4e9508aa51ce97

河竹黙阿弥の代表作、髪結新三。江戸の長屋に住む小粋でちょい悪な新三を菊五郎がイキイキ演じています。季節の風物詩である初鰹売りが見逃せないシーン。お気に入りの橘太郎が魚屋。身代金を巡っての老獪な大家とのやりとりなど楽しい場面が盛りだくさん。でも駆け落ちしようとした若い恋人達はどうなったのだろう。若い娘の名前がお熊なんて可哀想といつも思うのは私だけ?

617a331c9d9e4b96a677a7cbc98ddbac

ロビーに飾ってあるポスター。

« 2019年10月 | トップページ

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

プシュパム・メンバーのブログ ↓