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今月の歌舞伎



11月の歌舞伎座は吉例顔見世大歌舞伎。
満員御礼の酒樽が賑やか。

今日の芝居仲間。

最初の演目は大御所お二人が楽しそうに演じた楼門五三桐 さんもんごさんのきり 。南禅寺の楼門の上で天下の大泥棒、石川五右衛門( 吉右衛門 )が煙管をくゆらしながら景色を眺めていると一羽の白鷹が血染めの遺書を咥えて飛んできます。これを読んだ五右衛門は自分が真柴久吉に討たれた大明国の宗蘇卿の遺児だということを知ります。打倒真柴久吉を誓う五右衛門。そこへ楼門の下を一人の巡礼( 菊五郎 )が通りかかり声をかけてきます。実はこの巡礼こそが真柴久吉。二人の朗々とした掛け合いがこの芝居の見所。五右衛門が座っている階上が迫り上がりそこに真柴久吉が現れるとスペタクルなセット。桜が舞う中対照的な二人の男の姿。1幕の短い芝居だがまさに歌舞伎の一場面。


演目のポスター。


次の演目は文売り ふみうり 。恋文売りの女( 雀右衛門 )
が梅の枝に結びつけた文を売りながら一人の男を巡って争う二人の傾城の話を語る様を語り踊る一幕。台詞と清元の掛け合いで登場人物を演じわけています。

聖天町の法界坊は浅草龍泉寺の釣鐘建立の勧進をしながら、集めた金を道楽や飲み食いに使ってしまうという生臭坊主。亡き勘三郎の当たり役だと言われています。今回演じるのは猿之助。この演目も怪我以降の猿之助も初めて観るので楽しみも倍増。金と女に目の無い生臭坊主だけれどどこか憎めない法界坊。豪快に楽しそうに演じている猿之助。勘三郎の法界坊を観たかったなと臍を噛みます。


前の芝居で亡くなった法界坊と野分姫が合体しておくみの姿になった霊を舞の名手猿之助が見事に演じわけます。国へ帰る松若丸とおくみ、渡し守のおしづが舟を出そうとするとおくみの姿をした法界坊と野分姫の合体した霊が現れて脅します。法界坊ってもっと悪かと思っていたらあっけなく殺されてしまったのでちょっと拍子抜け。大悪党ではなかったのね。

法界坊のポスター。

今日の席は二階桟敷。舞台も客席も俯瞰できるのが楽しい。

ご機嫌な二人。

今日のお弁当。

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