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四月大歌舞伎



四月大歌舞伎、今日は千穐楽。夜の部は仁左衛門の絵本合法衛 立場の太平次が一世一代にて上演されています。一世一代と言うことはこれが見納めということ。たけれど、これは当然、チケットは手に入りません。その代わりに夜の部が手に入ったのでやってきました。


最初の演目は西郷と勝。今年は大河ドラマで西郷さんが活躍しているそうで、西郷さん関係の企画が多いような。さて歌舞伎ではどんな風に演出されるのか?
慶応四年三月14日、薩摩藩-長州藩をはじめとした官軍による江戸城総攻めを翌日に控え緊張の高まった江戸の町。松緑演じる西郷隆盛と中村錦之助演じる勝海舟が江戸城引き渡しに応じる話し合いをする場面。綺麗な女方も派手な見得もなく、役者のセリフ回しと間が勝負。なかなかきつい演目でした。

次の演目は裏表先代萩。はて?裏表とは。先代萩は伊達藩のお家騒動を描いた有名な話。悪の主人公仁木弾正とお家騒動の裏で起こった世話物の悪党小助を菊五郎が23年ぶりに演じます。
物語では足利家と呼ばれるその御殿で、仁木弾正による若君暗殺の計画が密かに行われています。この御殿で行われる暗殺計画が表。そして裏はお膝元の城下町で起こった殺人事件。仁木弾正に頼まれ毒薬を調合した町医者、團蔵演じる大場道益は膨大な報酬を受け取りました。大場は隣家の下女お竹(孝太郎)に惚れていて、事あるごとに口説いていますが、お竹は身持ちが固く思うようになりません。ところがお竹の父が金が入り用になり仕方なく大場に貸してくれるよう頼みます。借用書を書いて金を借ります。お竹が帰ったあと下男小助が大場を殺して金を奪い、残された借用書を利用してこの罪をお竹に擦りつけます。ここまでがが序幕。



二幕目は城内。乳人政岡は鶴千代君を守る為に、何かの際には身をもって守るように息子千松に諭しています。そこへ菅領山名宗全の妻栄御前が現れ毒入りの菓子折を鶴千代に勧めます。あわやという時に千松が菓子を食べてしまいます。毒が効く前に弾正の妹八汐にとどめを刺されてしまいます。何度見ても千代松の健気さに打たれます。彌十郎演じる八汐の怖いこと。八汐は政岡が顔色ひとつ変えないところから、息子と若君を入れ替えていると勘違いし、悪人側の連判状を渡してしまいます。
しかしこの連判状を大鼠に化けた仁木弾正に奪われてしまいます。その後城の床下で倉橋弥十郎と大鼠の闘いがあり連判状を残して大鼠がすっぽんに逃げると煙の中仁木弾正が姿を現わすお約束事。見せ場です。


三幕目はお白州。大場殺しの罪でお縄になったお竹。必死に無実を訴えます。そこへ証人として呼ばれた小助。奪った金を元に商売を始めて成功しています。安心しきっていた小助にお奉行が見せたのは、大場を殺した時にちぎれた片袖と血で押された足跡。観念した小助が捨て台詞を残して引っ立てられていきます。
かたや城では、仁木弾正の謀反の証拠を持って幕府に直訴していた家老の渡辺外記座衛門の訴えが認められ、お家取り潰しを免れることになりました。ホッとして国へ帰るまで一人座敷で休んでいた渡辺を仁木弾正が斬りつけます。ようやく皆で取り抑え、渡辺がとどめを刺します。仁木弾正の死体を皆で担いで退場するシーンは圧巻。瀕死の渡辺に細川勝元が祝いの舞を所望し、よろよろと舞う渡辺。観ているこちらがハラハラ。そして籠に乗っていざ仙台まで。無事に帰れるのだろうか?
善悪入り乱れるお家騒動もこうして裏表とも大団円。

今日のランチは青山のお弁当。四月は筍ご飯。

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