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初春歌舞伎公演



今年初めての歌舞伎鑑賞は新橋演舞場。海老蔵が座長の公演です。


昼の部、最初の演目は中村獅童主演の[天竺徳兵衛韓噺 てんじくとくべえいこくばなし] 鶴屋南北作の人気作品だそうで、大蝦蟇が出没したり、屋台崩しがあり、早変わりあり、獅童の宙乗りまである大スペクタクル。獅童は熱演でしたが、荒唐無稽なこのストーリーよくわからない。きっと歌舞伎通は噺の辻褄などよりも役者の演技やシーンを楽しむのでしょう。

今日のお目当は座長海老蔵の[ 寿初春 口上] 新年の幕開けにふさわしい一幕だそうです。
舞台には海老蔵一人。成田屋の紋が入った裃姿で口上を述べた後、では一つ睨んでお見せ致しましょうと言って目を向くと、観客も固唾を呑んで見守って。広い会場がシーンとなり、たちまち大歓声が湧き上がりました。凄いオーラ。

最後の演目は[鎌倉八幡宮静の法楽舞] 海老蔵が市川宗家に伝わる「新歌舞伎十八番」の一つで、133年ぶりの上演だそうです。1885年に劇聖と言われた9代目団十郎によって上演されたそうですが、大した評判にはならなかったそうです。今回海老蔵は「好評でなかったものにメスを入れるのは先人に対する敬意」と語ったそうです。その意欲の表れとして、なんと三味線連中が五組も共演します。特に珍しいのは成田屋だけの伴奏を専門にする河東節連中。宗家始め全員女性奏者です。常磐津連中、清元連中、竹本連中、長唄囃子連中の五組。素晴らしい五重奏を堪能しました。
舞台は荒れ果てた寺。夜な夜な物の怪が現れるという噂を聞き忍性聖人(右団次) らが寺を訪ねると怪しい風とともにかって白拍子だったという老女が現れ舞を披露して姿を消す。すると次々に物の怪が現れる。九代目は静御前だけ演じたそうですが、今回海老蔵は、七役全てを早変わりで演じてファンを楽しませてくれました。
そもそもこのチケットは日舞の師匠の友人が購入していたものですが、思いがけぬ入院ハプニングで回ってきたもの。私にとってはラッキーだったけれど、ご本人は病室で臍を噛んでいたことでしょう。海老蔵ファンのこの方なんと昼夜別の席で3枚ずつ購入。計6回足を運ぶ予定だったそうです!
3階のど真ん中の席。見渡すと熱烈なファンがひしめいているようで、聞こえてくるお喋りが物語っていました。

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