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12月大歌舞伎



今年もあと数日。イベントも全て終わりプシユパム達は冬休みモードかも。

年末最後のお楽しみ、12月大歌舞伎。夜の部。

最初の演目は中車が初めて主役を張る長谷川伸作の[瞼の母]。名前はよく聞く作品だけれど、見たことはありません。ヤクザになってしまった主人公は幼い頃に生き別れになった母を探しながらの旅がらす。
幼い頃に別れた母を探している忠太郎。ようやく探した母おはまは妹お登勢の将来を考えて忠太郎に冷たい態度をとり、追い返す。しかしお登勢が母に、子供の頃から聞かされている兄ではないかと問い詰めて、二人で探しに行く。しかし忠太郎はおはまの店を狙っているヤクザと喧嘩になり殺してしまう。そこへ忠太郎を探している二人がやって来る。物陰から見送る忠太郎。瞼を閉じれば母の顔が目に浮かぶ。会いたくなったらこうやって瞼を閉じておっかさんに会うんだと名セリフ。
歌舞伎の世界に中年期から入った中車。よく頑張ったなぁと思います。

今年最後の眼福。玉三郎の楊貴妃。長恨歌と能の[楊貴妃]を題材に夢枕獏が玉三郎のために書き下ろした作品。
亡くなった楊貴妃への思いが忘れられない玄宗のために楊貴妃の魂を探し蓬莱山を訪ねた方士。蓬莱山の宮殿で楊貴妃を呼び出します。
透ける幕が左右に開き小さな宮殿の帳を上げて顔を見せる瞬間から溜息が出る美しさ。衣摺れの音をさせて舞台中央に進む様子はまるで水の上を進む白蛇のよう。二枚の扇が玉三郎の身体に纏わりつくように舞っている。美しい時間だけが流れて観客達も蓬莱山を回向している気分になります。美しいものを見ると人はいい顔になりますね。

会場に飾ってある楊貴妃のポスター。美しい!



12月大歌舞伎は三部構成なので、開演前に腹ごしらえ。歌舞伎座裏の歌舞伎そば。芝居に出てきそうな佇まいのお店。

15年くらい前に見た玉三郎の楊貴妃。

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