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一幕見に挑戦



朝友人の版画のグループ展が明日までだと思い出し仕事が終わった夕方から銀座へ出かけて来ました。グループ展の会場は七丁目。銀座通りから一本入った道を歩いていたら美しい蓮の花の写真に思わず足が止まりました。写真の先生と生徒さんの展覧会。古代蓮とレンゲショウマの美しい写真がたくさん。蓮の見どころマップをいただく。しばし蓮の世界で遊びました。


ここが友人の版画のグループ展会場。


久しぶりに見る友人の作。軽やかな風が吹いてきそう。


一本の線、一つの色、生み出す苦労は作家の財産。


ものを作り出す苦労をしている友人達からは刺激を貰います。


今日は友人は来ていないけれど、版画仲間とおしゃべり。画廊は居心地がいい。


今月は海老蔵が出演しているのでチケットが取れないと言われてガッカリしていたけれど、そうだ一幕見だと当日売りだから、一幕だけでもみようと思いたって歌舞伎座へ。


最近は外国からの観客もたくさん目に付きます。ギリギリにチケットを買ったので当然立ち見。階段に座らないようにと注意書きが。なるほど座りたくなりますね。


今夜は歌舞伎十八番そのうちの鎌髭を見ます。
去年玉三郎の演じた阿古屋にうっとりしたけれど、その阿古屋の恋人で平家の侍悪七兵衛景清が主人公。この景清は歌舞伎十八番の中で『景清』『関羽』『解脱』『鎌髭』と四番も入っています。このキャラクターが市川家の荒事芸に欠くことのできない大きな存在のようです。今月の夜の部ではこの鎌髭と景清の二作が上演されます。景清もみたいけれど立ち見で二作はきついので又いつか上演されるのを楽しみに今夜はこの一本だけ。
この鎌髭は1774年に江戸中村座が演じた趣向が原型と目されているそうです。十八番制定の刷物に六部と注が付いていて、この六部というのは六十六部、廻国修行者のこと。四代目、五代目の團十郎が六部姿の役を得意にしていたので、七代目がこの鎌髭を十八番に取り入れたというそうです。
話としては一夜の宿を借りに現れた六部姿の景清を、主の鍛冶屋の四郎兵衛(実は源側の三保谷四郎)が酒を飲ませ、髭を剃ると見せかけ鎌で首を掻き切ろうとするが、景清は不死身なので切れないという話。狐につままれたような話である。矛盾がある方が芝居としては面白いのかもしれない。歌舞伎独特の様式美。お約束事と派手な見えを楽しむ作品でした。海老蔵が大きな目を剥いて、見得を決めるたびに The Kabuki を堪能できます。


この写真は3年前に京都南座で今日と同じ左團次の三保谷四郎、海老蔵の景清で演じられた鎌髭。海老蔵の足の親指が良く反っていて、さすが海老蔵。ちなみに小股が切れ上がったいい女というのは、ここがピンと立っている女だそうです。


最後の演目は見ないので、いつもより早い時間。隣で立ち見していた女性とおしゃべりしながら駅まで。話が弾んでお蕎麦を食べて、お茶するという思いがけない展開に。大門でご主人と和食のお店を経営しているそうで私の知らない世界の話を聞きました。お返しに私もインドの話で盛り上がりました。
また会いましょうねと約束して別れました。今度美味しい魚定食を食べに行こう。

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