« 歌の会 | トップページ | 和太鼓とバレー »

不思議な時間が楽しめる場所



久しぶりに訪れた奥野ビル。ここで知り合って仲良くなった若い友人がグループ展に出品しているので見に行きました。相変わらずこの一角は不思議な時間が流れていました。

時代物のエレベーターも味わい深いけれど…。

私はここの階段が好きです。このビルは旧館と新館が隣り合わせになっているので階段が二つ並んでいるのかなと私の推測。新館、旧館と言っても建てられたのはニ年の差です。

このビルの306号は昔須田さんという女性が美容室を開いていた部屋。2008年に100歳で亡くなられた後有志がお金を出しあって部屋をそのまま借りて保存しています。ただしいつも開いている訳ではありません。開いている時と開いていない時があります。
さて今日は?おや、開いているようです。『ドアを開けたら右のシャワー室に入ってください』となんだか注文の多い料理店のような怪しいメモがぶら下がっています。

好奇心に駆られてドアを開けて右を見ると真っ暗。半畳の床がタイル貼りのシャワー室らしき空間。小さなのぞき窓があって美容室だった部屋が見えます。水浸しになった床にローソクが。怪しい気配?
気をとりなおして部屋に押し入ったら主催者の男性がお一人。窓から差し込む光の移ろいで変化する部屋の様子を楽しむインスタレーションだそうです。ドアの外に気配がするので待っていても、皆怖がって誰も入ってこなかったそうです。
内装を変えず、荷物がない剥き出しのままの部屋はそれだけで充分存在感があります。漆喰が剥げかかった壁、唯一残された丸い鏡が三つ。この前でたくさんの女性が須田さんに髪を結ってもらっていたのですね。なんだかそういう女性達の顔が映ってそう。この方 も有志のお一人で6月13日に本物の 美容師さんに来てもらってここで髪を切るというイベントをするそうです。この部屋で是非髪を切ってみたい方は是非。フリーで切って貰えるそうですよ!

306号室で思いがけない楽しい時間を過ごした後、本来の目的の画廊へ。友人は今日は来廊していないので作品を見ていたら画廊のマダムに声をかけられました。何か踊りをやってるような雰囲気ですが?と尋ねられたのでインド舞踊をやっていますと答えたら、なんとマダムも20 年程前に国立でバラタナティアムを習っていたそうです!思いがけない楽しい展開で話が弾んでここでも楽しいひと時。奥野ビルに来ると色々な人と会えるから嬉しいですね。ちなみにマダムは帽子作家でこの画廊でクラスも開いています。

« 歌の会 | トップページ | 和太鼓とバレー »

美術館・ギャラリー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1196131/65693624

この記事へのトラックバック一覧です: 不思議な時間が楽しめる場所:

« 歌の会 | トップページ | 和太鼓とバレー »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

プシュパム・メンバーのブログ ↓