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八月納涼歌舞伎

Photo_15 朝からくらくらするような暑い日。信号を待つ間も日陰を探したい。

Photo_5 今日は八月納涼歌舞伎の初日。着物姿の方もちらほら。着物をきれいに着こなしている方は涼しげに見えますね。花火大会の浴衣も皆可愛いいけれど、時々はだけちゃいそうな着こなしをしていてハラハラする場面に遭遇します。さすが歌舞伎座あたりの方は着方も上手。

Photo_19 八月は三回公演です。暑い中、スタッフさんも役者さんたちもご苦労様。


Photo_17 源中納言の先妻の娘は容姿も心も美しいのに継母とその異母妹に虐げられ、屋敷の中の一番日当たりの悪い落ち窪んだ部屋に住まわされています。姫は縫物をしながら母の思い出の鏡を見て耐えています。七之助の演じるおちくぼの君が美しくて凛としていて、しかも思わず手を差しのべたくなる可憐さ。

唯一の味方である侍女夫婦の取り持ちで都一の貴公子(中村隼人・最近人気のイケメン歌舞伎役者)と出会い結ばれます。それを知った継母が自分の独身の酒飲みの兄との結婚を進めようとたくらみ、二人を納屋に閉じ込めます。納屋で無理やり酒を飲まされた姫は豹変。なんと豪胆になって周りの者を倒して逃げ延びます。そこへ貴公子が婚礼の支度を整え迎えに来てめでたしめでたし。まるで宝塚を見ているようなわかりやすいストーリーと主人公の二人の美しさ。日本版シンデレラですね。


Photo_18 ご存じ棒しばり。ともに亡くなった勘三郎と三津五郎のコンビが有名でした。無類の酒好きの家来、太郎冠者(三津五郎の長男、巳之助)と次郎冠者(勘三郎の長男、勘九郎)に手を焼いていた主人。二人を置いて家を留守にするのが心配でしたが、いいアイデアが。次郎冠者は両手を棒で縛り、太郎冠者は後ろ手に縛りこれで安心と出かけていきます。

共に手をふさがれてしまった二人ですが酒を飲みたい一心で蔵に入り、酒を見つけて二人で協力しながら飲み始めます。やがて興に乗ってほろ酔い気分で踊り始めます。時折それぞれの父の表情が垣間見えて親子ってすごいと改めて思えます。こうやって次の世代に芸が継がれて行くのですね。

2年前の八月納涼公演で三津五郎が次郎冠者。勘九郎が太郎冠者を演じてその前年に亡くなった勘三郎を追悼して演じたのを見る機会がありました。今回はその三津五郎も亡くなってそれぞれの息子がもともと親たちが演じていた役柄を継いでいるわけですね。歌舞伎の長い歴史のひとコマを見た気がしました。

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