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2015年8月

納涼歌舞伎夜の部

Photo ひところの猛暑が少し収まった感じのする夏の宵。気持ちのいい時間。銀座の裏には粋な名前が残っていますね。ここら辺は木挽町。歌舞伎座は木挽座と呼ばれていたのですね。今日は納涼歌舞伎の夜の部を見に行きます。


2 裏手から回っていきます。


Photo_2 八月は三部公演なのでどの部も演目は二つ。夜の部最初の演目は「芋掘長者・いもほりちょうじゃ」。春に亡くなった三津五郎が平成17年に45年ぶりに復活させたという作品です。三津五郎がその時演じた役を橋之助が演じています。踊りの良しあしで婿を選ぶというなんだかボリウッドのような陽気な話。

松ヶ枝家では息女緑御前(七之助)の婿選びの舞の会が催されています。御前に思いを寄せる芋掘藤五郎(橋之助)が友人の治六郎(巳之助)とあらわれます。われこそは日本一の舞の名人と名乗って案内を乞いましたが、実は踊りができない藤五郎の代わりに面をつけて治六郎が踊ります。見事な舞に感心した緑御前が面を外して踊るよう所望。窮地に立たされた藤五郎、ヤケのヤンパチで踊ったのが芋掘踊り。そのユーモラスな動きに御前も思わず一緒に踊りだします。きっと三津五郎は楽しんでこの作品を復活させたのだろうなと、彼の踊っている姿を舞台の上に再現させて見ていました。


Photo_3 こちらは京を舞台にした粋なお話。茶道具大津屋の主人次郎八(扇雀)のもとに彼が若いころ世話になった人の息子留五郎(勘九郎)が宿泊しています。江戸っ子の留五郎は京の水が合わず明日にでも江戸へ帰ろうと思っています。

ところが次郎八の女房おつぎ(扇雀の二役)の妹おそのに一目ぼれ。しかもそのおそのから一緒に江戸へ連れて行ってと頼まれ有頂天。ところがおそのは手代の文吉(巳之助)と深い中で駆け落ちの手助けを頼まれたのです。おそのには取引先の大店の息子との縁談が持ち上がっていたのです。がっかりしたけれどそこはきっぷのいい江戸っ子留五郎。二人の助けを約束。おまけにおつぎからは次郎八が浮気をしているようなので調べてほしいと頼まれる羽目に。

次郎八は芸者染香(七之助)に熱を上げていますが、肝心の染香にはいい加減にあしらわれています。次郎八と留五郎の二人も意地の張り合いで険悪になってしまいます。それぞれの思いが交錯する中、山鉾巡業の当日に次郎八と留五郎は持丸屋太兵衛に鴨川床に招待されます。そこへおそのと文吉が治郎八に許しを請いにやってきます。実は次郎八は若い二人の恋心を察していました。駆け落ちしてでも一緒になりたいという健気さに二人を許すことに。その男気に留五郎も感心。二人も和解。そこへ華やかに芸者衆が登場。なんと染香は恋人と所帯を持って芸者をやめたという。実は染香に熱を上げていたのは治郎八だけでなく持丸屋太兵衛も。がっかりした男二人を慰めようと、皆で祇園祭の夜を踊り浮かれて過ごすことに。

扇雀が夫婦二役を味わい深く、いい抜け感で演じています。勘九郎のエネルギッシュな雰囲気といいバランスが取れています。巳之助も踊りはまだ固いけれど、演技がうまくなって楽しみになってきました。去年の八月は怖い話だったけれど、今年は笑って納涼しましょうという企画ですね。

Photo_4 たくさん笑ったところで青山御膳の美味しいお弁当でおなかも満足。

八月納涼歌舞伎

Photo_15 朝からくらくらするような暑い日。信号を待つ間も日陰を探したい。

Photo_5 今日は八月納涼歌舞伎の初日。着物姿の方もちらほら。着物をきれいに着こなしている方は涼しげに見えますね。花火大会の浴衣も皆可愛いいけれど、時々はだけちゃいそうな着こなしをしていてハラハラする場面に遭遇します。さすが歌舞伎座あたりの方は着方も上手。

Photo_19 八月は三回公演です。暑い中、スタッフさんも役者さんたちもご苦労様。


Photo_17 源中納言の先妻の娘は容姿も心も美しいのに継母とその異母妹に虐げられ、屋敷の中の一番日当たりの悪い落ち窪んだ部屋に住まわされています。姫は縫物をしながら母の思い出の鏡を見て耐えています。七之助の演じるおちくぼの君が美しくて凛としていて、しかも思わず手を差しのべたくなる可憐さ。

唯一の味方である侍女夫婦の取り持ちで都一の貴公子(中村隼人・最近人気のイケメン歌舞伎役者)と出会い結ばれます。それを知った継母が自分の独身の酒飲みの兄との結婚を進めようとたくらみ、二人を納屋に閉じ込めます。納屋で無理やり酒を飲まされた姫は豹変。なんと豪胆になって周りの者を倒して逃げ延びます。そこへ貴公子が婚礼の支度を整え迎えに来てめでたしめでたし。まるで宝塚を見ているようなわかりやすいストーリーと主人公の二人の美しさ。日本版シンデレラですね。


Photo_18 ご存じ棒しばり。ともに亡くなった勘三郎と三津五郎のコンビが有名でした。無類の酒好きの家来、太郎冠者(三津五郎の長男、巳之助)と次郎冠者(勘三郎の長男、勘九郎)に手を焼いていた主人。二人を置いて家を留守にするのが心配でしたが、いいアイデアが。次郎冠者は両手を棒で縛り、太郎冠者は後ろ手に縛りこれで安心と出かけていきます。

共に手をふさがれてしまった二人ですが酒を飲みたい一心で蔵に入り、酒を見つけて二人で協力しながら飲み始めます。やがて興に乗ってほろ酔い気分で踊り始めます。時折それぞれの父の表情が垣間見えて親子ってすごいと改めて思えます。こうやって次の世代に芸が継がれて行くのですね。

2年前の八月納涼公演で三津五郎が次郎冠者。勘九郎が太郎冠者を演じてその前年に亡くなった勘三郎を追悼して演じたのを見る機会がありました。今回はその三津五郎も亡くなってそれぞれの息子がもともと親たちが演じていた役柄を継いでいるわけですね。歌舞伎の長い歴史のひとコマを見た気がしました。

真夏のグングル・プージャ

Photo 猛暑の日曜日。Yさんのグングル・プージャとプシュパム達のミニコンサートを行いました。この数年12月のおさらい会と一緒に行っていたグングル・プージャですが今回はYさんのたっての希望でこの日になりました。伺うとこの前日がYさんのインドつながりのお友達の命日だそうです。山形からお友達のお母様も応援に来てくださいました。きっとお友達も天から降臨して見守ってくれるのでは。


Photo_2 無事グングルを足首に。気持が引き締まる瞬間です。


Photo_3 前半は初めてグングルを付けて1人でソロで踊ります。プシュパンジャリB。カマラスロータナ、クリシュナ・ナンダナ、アンギカムアダウ、アラリプー。少し緊張が見えるけれど、誠実に丁寧に踊っています。


Photo_4 グングル・プージャが終わってミニコンサートに入る前にKさんにシンギングボウルを演奏してもらいました。美しい音色に観客もダンサーも癒されて気分一新。

Photo 第Ⅱ部の幕開けはパンチャムルティ・マラリ。久しぶりに踊るナガラジャン先生の振付の曲です。


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 Yさんと時々合同で練習をする2人の新人、RさんとKさん。三人でプシュパンジャリAを。なんだかとてもリラックスして気持良さそうに踊っていました。


Photo_6 去年の暮れにグングル・プージャを行った高碕のSさん。


Photo_7 大先輩WさんとYさん。ムードの違う二人が醸し出すなんともいえないいいムードのアーナンダ・ナッタナ・ガナパティ。

Photo_2 蕨のKさんは大好きなサラスィジャナーヴァソーダリー。しっとりした女神の曲。


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 高碕のKさんは凛々しくナッタナマディナ。


10 宇都宮のHSさん、Sさん、そしてYさんとSさん。踊りこんだV・カウットワム。フォーメーションも綺麗で安定しています。


Photo_9 私が今回選んだのはムルガンのパダム、クービアレッタム。狩人の娘ワッリと老人に化けたムルガンの出会いのシーン。あそこにあやしいお爺さんがいるわ・・・。


Photo_10 Wさんの演じるエタカンダは恋に落ちて何も手につかない娘を案じる母。


Photo_11 宇都宮のSさん、高崎のKさん、蕨のKさんと普段なかなか会えない教室の異なる三人で踊るのはパラス・ティラナ。

Photo_3 宇都宮のSさんは久しぶりのヒンドゥラーム・ティラナ。気持のいいステップの音。
 

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 シュローカ、シャンタムをマンガラムに変えて全員でご挨拶。無事に終演。長い時間、ご覧くださいましてありがとうございました。


Photo_13 恒例の記念写真。宇都宮の佳代さんに撮ってもらいました。


Photo_14 入りきらないので二つに分けて。皆さまありがとうございました。遠くから駆けつけてくれた真理さんのお母様。インドが好きだった真理さんが見守ってくれていたように感じます。ありがとうございました。

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