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三菱一号館美術館

Photo_3 連日の猛暑でフラフラしている頭をスッとさせるためにやってきました。三菱一号館美術館。この夏は河鍋暁斎が展示されています。正統狩野派の流れを引き継ぎながら、浮世絵や妖怪、鳥獣のみならず人間戯画をとりこんだ型にはまらない画風が明治時代に絶大な人気を博したそうです。実はスタジオのすぐ近くに河鍋暁斎記念美術館があります。だいぶ前に一度行きましたが、最近又人気が再燃しているので展示もスマートになっているかもしれません。また近いうちに訪れてみたいです。


Photo_4 入口に妖怪猫が「おいで、おいで」と手招いています。


Img001 暁斎は6歳で浮世絵師、歌川国芳に入門。9歳で狩野派に転じ修業し、幕末明治に「画鬼」と称され絶大な人気を博した絵師です。今回の三菱一号館美術館のテーマは「幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」

建築好きにはたまらない名前、ジョサイア・コンドル。日本における西洋建築の父と言われるコンドルがこの三菱一号館を設計しています。そして日本美術愛好家のコンドルが師事したのが暁斎だったのです。29歳のコンドルが設計した上野の博物館で開催された第2回内国勧業博覧会に出品した暁斎の作品が伝統的書画の分野で最高賞を取りました。これをコンドルが観たのがきっかけで師弟関係が始まったそうです。コンドルはパトロン的意味合いも込めて相場よりも高い謝礼をしていたそうです。20歳以上年の差があるこの二人の交流はとても仲良く親密だったそうです。こういう話を聞くとそれぞれの人柄を想像できて楽しいですね。ちなみにコンドル夫人は日本人でした。

Photo_5 蛙を眺める美人。

Photo_11 さりげなく(?)座っているコンドル。

Photo 化け猫に肝をつぶす人びと。この化け猫、ユーモラスで可愛い。来館者を楽しませたいというキュレータ達の思いがあちこちに。京都高台寺に夏になると飾られる妖怪の掛け軸。あの印象が強いせいか暁斎は妖怪画が専門だと思い込んでいたのが払しょくされました。好奇心が強くてとにかく描くのが好きな人だったんですね。様々なジャンルの作品が集められているので、テーマごとの部屋をめぐって様々な暁斎にあえます。

Photo_16 今日はこの中庭で友人達と待ち合わせ。私以外は新国立で開かれている毎日書道展の帰り。三菱カフェが夕方からパブになるのでフィッシュ&チップスと黒ビールで乾杯するはずでしたが、なんと今日は貸し切りパーティーでした。いいな、私もあすこで貸切したい。

Photo_19 居心地がいいのでなかなか動けない。新丸ビルのいつもの気の置けないお店に行くことに。

Photo_23 この中庭が涼しいのは木が多いから。暑い日はミストも出ています。

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