« 6月の歌舞伎 | トップページ | 築地探訪 »

小さな美術館めぐり・・・日本画

Photo 千駄ヶ谷駅から5分。今話題の国立競技場跡と線路を挟んで反対側にある佐藤美術館。初めて訪れました。この美術館は若い作家達を後援しているそうで、今日観に来た藤井聡子さんもこの美術館の奨学生だったそうです。藤井さんは女子美術大学を卒業、芸大大学院で勉強を重ねたそうです。しっかりした技術と繊細な表現力から生まれた静かなエネルギーが心地よいです。

Photo_2 建物の3階から5階までが展示室になっています。展覧会のテーマはー交差の軌跡ー


Photo_3 3階は院展出品作品を中心に展示。この作品は「映ゆ」 広場で子供たちが楽しそうに乗り回す一輪車の轍にインスパイアされて制作したそうです。色を押さえたモノトーンの画面にきらきらと残された轍が印象的。


Photo_4 「暉轍」 秋色に染まった広場に残る義色に輝く轍が印象的。

4階には作家自身が幼いころから親しんできた書と日本画を組み合わせた作品が展示。短冊に歌をしたため、その歌にあった花や木々を日本画で描いて組み合わせるという作家冥利に尽きる作品が沢山展示されています。


Photo_5 5階には初期の作品。これは旅した時に目にとまった稲田の美しさに思わずスケッチした作品「映翠」 作家は「自然の美しさに優るものはなく、ただその時受けた感動を何とか画布にとどめたい」と語っています。この作品を目にした私は水田のきらめきと豊かな自然の美しさ、たくましさを感じました。

中国ウルムチを旅した時のスケッチをもとにした作品も数点ありました。暑い日差しの中、歩き疲れた作家が足を止めて思わず写生をした作品。大きな木陰の間を走る輝くような道。緑の風が吹きわたって、一瞬にして疲れが飛んでいったそうです。どの作品も画面の奥から光がさし風が吹いてくるような、そんなさわやかなものを感じます。この日は朝からいろいろ用事を片づけてちょっと疲れていたけれど、そんな疲れも飛んで行きました。

« 6月の歌舞伎 | トップページ | 築地探訪 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1196131/60423847

この記事へのトラックバック一覧です: 小さな美術館めぐり・・・日本画:

« 6月の歌舞伎 | トップページ | 築地探訪 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

プシュパム・メンバーのブログ ↓