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2015年5月

こんなもの頂いた!

Photo_12 先日頂いたお菓子です。そのインパクトの強いネーミングに思わずのけぞりました。(笑) 粋な江戸娘のまちこさんお勧めの抹茶餅。ついつい手が出るまちこさん。食いしん坊ですね。


Photo_13 食べやすいサイズの口当たりのいい上品なお味でした。思わずうっとりシアワセ顔になりました。

川口市立アートギャラリー

Photo 友人が二人展を開いているというのでやってきたのは川口市立アートギャラリー。市が主催する展覧会やワークショップが行われますが、個人でも借りることができます。普通の画廊よりは天井も高く広いので立体やインスタレーションを行いたい人には素敵な空間。以前カミーユ・クローデルと弟のポールの展覧会に来て以来です。夕方涼しくなったので歩いて行ってみました。30分で着きました。


Photo_2 ここが建物のエントランス。長沢晋一・野口真木雄・二人展。


Photo_3 ここは会場への入口。


Photo_4 照明や仕切りも借り手の好きなようにレイアウトできます。2人の作家は大きな作品を展示する目的でここを選んだそうです。正解ですね。ここに見えている作品は野口さんの作品。汚染、破壊と題された作品は私達の抱えている問題をストレートに描いています。


Photo_5 200号超えの大作です。友人の長沢君の最近のテーマはWALL・壁 同じ黒でも彼の手にかかると複雑に繊細に表情を換えます。


Photo_6 野口さんの作品「汚染」。


Photo_7 以前訪問したゆりあげ地区を思い出します。


Photo_8 この崩壊と題された作品はパネルが大きすぎてバランスが崩れ、作品自体が自然に歪んできたシンボルティックな作品です。


Photo_9 何か萌芽を思わせる壁です。


Photo_10 この壁からも何か生まれそう・・・。


Photo_11 ギャラリーの隣にはグラウンドが広がっていて子供たちの歓声が聞こえてきます。小さなカフェもあってひととき楽しめます。帰りは川口駅へ7分くらいで着きました。

今日も歌舞伎日和

Photo まだ五月だというのに、今日のお天気はもう夏日。團菊祭の昼の部を見に来ました。


Photo_2 昼の部は「摂政合邦辻・せっしゅうがっぽうがつじ」 複雑な御家騒動が絡んだ話を一幕で見せるので観客は予習か想像力が必要。

継子の俊徳丸に恋慕した継母の玉手御膳(菊之助)は恋が叶わぬために義理の息子に毒酒を飲ませ醜い顔にさせる。玉手の執拗な執着に許嫁の浅香姫と玉手の父である合邦のもとに逃げてきた俊徳丸。そこへ追ってきた玉手。父母は玉手の義理の息子への執着を畜生になったと嘆きます。俊徳丸に直も迫る玉手を見て父の合邦がついに娘を手に掛けます。

虫の息の玉手の口から意外な事実が・・・。俊徳丸には腹違いの兄がいます。しかし父亡き後、御家を相続するのは正室の息子俊徳丸。それを面白くないと思っている兄次郎丸を炊きつけた黒幕がいて俊徳丸の命を狙っていました。それを知った玉手が兄弟の間でいさかいをさせてはいけないと俊徳丸に毒を盛り、相続できないようにさせたと言うのです。

しかも寅年寅の日生まれの女の肝臓の血を鮑の杯で飲めば毒が消えると言うのです。まさに玉手が寅年の女。父に鳩尾を刺して血を出すように頼みますが、真実を知った父は玉手を刺せない。そこで自ら刃を胸に刺し俊徳丸に飲ませると彼の顔は元の美しい顔に。皆で鉦を鳴らし玉手のために供養をするのでした。ちなみに黒幕は処刑され兄は許されます。つまりどちらの息子も後妻の玉手にとっては継子だけれど息子と言うわけです。

玉手は義太夫の原作では20歳くらい。当主の奥方の侍女から後妻になり、俊徳丸とは1~2歳の年の差と言う設定だったそうです。歌舞伎にするときは30歳くらいで想定したほうが女の情念が演じやすいので置き換えているとのこと。なるほどね。厳しい批評家からは最近立役が多いので色気が出にくいと評された菊之助ですが、十分色っぽかった。能の弱法師や身毒丸の原案です。


Photo_3 昼の部のもう一つの出し物は通し狂言「天一坊大岡政談・てんいちぼうおおおかせいだん」 八大将軍吉宗が紀州にいた時にお手がついた女中の生んだ男の子をめぐっての御落胤騒動。天一坊と言う名前は聞いたことがあったけれど今日の通しを見てよくわかりました。

紀州平野村に住むお三婆さんを坊主の法澤(菊之助)が酒とご馳走を持って尋ねます。法澤は17年前のこの日に寺の前に捨てられていたのを住職に助けらて育ちました。いつも世話になっている婆さんに自分の誕生日を祝うご馳走を持ってきたのです。囲炉裏の傍で酒を飲んでご機嫌になった婆さんがつい気を許して秘密を打ち明けます。

天袋から取り出した葵の御紋の短刀と吉宗自筆の子供を認知するという証書。婆さんの娘は奉公に言った先でお手がついて実家に戻り男の子を生みますが死産で自分も亡くなります。法澤と自分の死んだ孫が同じ年の同じ日に生まれたと言う偶然にまるで孫のようだと言う婆さん。それを見ている法澤の眼が代わるのが本当に怖い。この話を誰にもしていないのかと念を押した後で、天井を支えるための丸太を酔っぱらって寝ている婆さんの喉に充てて絞め殺し、しかも顔を囲炉裏の中に入れて焼いてしまうと言う残酷さ。

ご馳走を持って尋ねてきた時は優しそうな顔をしていた菊之助がどんどん大きく恐ろしく変貌する様子がとても恐ろしく美しい。この後法澤は証文と担当を奪い、恩人の住職を殺し金を奪い、しかもその罪をたまたまその日駆け落ちせざるを得なくなった男にかぶせて村を出ていきます。この第一幕は美しく優しい男が、運命のカギを拾ったっために瞬く間に悪人に豹変していく様を堪能させられます。今思い出しても怖い!


Photo_4 次の幕は法澤を偽物と知りながら御落胤として世間を欺こうと言う悪の集会。美濃の国の常楽院の住職の紹介で浪人、山内伊賀亮(海老蔵)と出会う場面です。住職が寺の小坊主天一を部屋に呼びその場で殺します。そして法澤にこれからは貴方はこの天一ですと命名。海老蔵と菊之助が手をつなぐことになり「さあさあさあさあ」と合いの手を入れる大事なシーンがありますが、なんだか二人の息が合わないので迫力なし。

Photo_5 先ごろ天下を騒がせている天一坊の真偽を確かめる役を負ったのが天下の大岡越前守(菊五郎)。家臣の池田大助(松緑)が御落胤生誕の地紀州に飛んで調べてくることに。しかしなかなか探索がはかどらず、大岡はついに妻子とともに切腹を覚悟。あわやと言う所に満身創痍の池田が戻り証人を見つけてきましたと大岡に。一転してお白州の場。天一坊達の前に現れたのは、法澤が自分の罪をなすりつけようとした駆け落ちの男。すべてが露見してもはや言い逃れはできず潔くお縄を受ける天一部。一件落着の大岡越前守。めでたしめでたし。


Photo_6 去年今年と團菊祭を見たけれど、團十郎がいないのでどうしても成田屋の存在が小さいのが残念。海老蔵頑張って!

海の賑わい 陸(おか)の静寂ーめぐり

Photo 世田谷パブリックホールで上演中の山海塾の新作を見てきました。2年に一度の新作発表です。チケットを購入した段階でまだ今回のタイトルが決まっていませんでした。改めてタイトルは「海の賑わい 陸(おか)の静寂 ー めぐり」 今回のテーマは回る。水の回流。時の移り変わり。四季の循環。そして揺らぐ身体。自身の踊りを振動と定義づけている主催の天児牛大さんにとってこのテーマは普遍的なものですね。実際、人が作品で訴えたいテーマと言うのはそんなに幅広くはないと思う。そのテーマを伝えるための手段はいろいろ模索してあれこれ試すだろうけれど。

カギ字型に2枚の長方形の板が置かれた舞台。堤防に囲まれた海のようだと思いました。上手手前に透明の天秤が吊るされています。この天秤が上下して下に丸いスポットが当たります。壁には古生代のウミユリの化石のモチーフが。ライトを浴びるたびに不思議な様相を示します。この壁が一瞬横に動いたときは舞台が動いたような躍動感がありました。山海塾の舞台はいつもうっとりするくらいシンプルで綺麗ですね。照明の色で舞台が海になったり砂漠に変化したりと目を楽しませてくれます。

自分が振りを付けるのだから自分が出来る動きをやります。若いメンバーにハードな動きを振りますとおっしゃっていました。私は天児さんの美しい身体の動きを見ていると、昔持っていたのに今は無くしてしまった何かを思い出させるような切なさをいつも一瞬感じます。これは何なんでしょうね?年配の方から若者まで幅広い観客が陶酔した密度の濃い1時間半でした。

吉井歌声の会

Photo 今日は高碕市吉井で開催された歌の会のゲストに呼ばれました。メンバーは私を入れて7人。皆個別に練習していて、全員そろうのはゲネプロで。その場で申し合わせをするなんてまるで能楽者みたい。


Photo_2 今回の会場はアリーナではないのでピアノや楽器が舞台に置かれています。そのために中割幕を引いて踊るので奥行きが狭い。5人が縦に並ぶのがギリギリです。ゲネプロで感覚をつかもうと皆も必死。


Photo_3 開演前の静寂。ゲネプロの後は楽屋弁当を頂いてメイクにかかります。踊るのは第二部の幕開けです。会場の皆さん歌って身体がほぐれているせいかとても反応がよくて楽しい雰囲気。私達もご機嫌で踊れました。


Photo_5 出演の後皆で記念撮影。せっかくなので1人ずつ。まずは英語の先生Sさん。昨年の暮れにグングル・プージャを行いました。

Photo_6 昨秋に長男君を出産して復帰第一回のイベント参加。Yちゃん。ママになってますます可愛い。


Photo_7 なんと7月に出産予定のSさん。ちょっと太った?と言って気がつかない人もいるそうです。東京のMちゃんも第二子を昨年出産したし。将来はシニア&ママさん舞踊団を結成できる人材が豊富。豊かな気分になりますね。


Photo_8 よく衣裳が着れたねと皆も感心しきり。おなかの赤ちゃんは胎教にインド音楽を聴いてます。


Photo_9 蕨の新人Yさん。前橋出身。翌日は実家の近くのデイケアセンターで踊らせてもらいます。何事にもアグレッシブ。8月にグングル・プージャを行います。皆さんよろしく。


Photo_10 前橋のKさん。運動能力に優れてますが最近は柔らかな表現もいい感じに。


Photo_11 宇都宮から参加してくれたWさん、演技力抜群。そのキャラクターを生かしていろいろ挑戦してもらいたい。


10 事前に全員そろう機会がなくて心配したけれど、メンバーは今まで沢山のイベントに参加していたおかげで飲み込みが早い。フォーメーションの変化などもすぐ対応できたのでやはり経験が大切ですね。


Photo_12恒例の記念撮影。皆で踊るのはやはり楽しい。また皆で踊りに行きましょう。




團菊祭

Photo 五月の歌舞伎座は恒例の團菊祭。十二代團十郎がなくなってはや2年。夜の部を見てきました。


Photo 幕が開く前の楽しい時間。


Photo_2
 夜の部の第一幕は「慶安太平記・けいあんたいへいき」。幕府転覆を企てている由井正雪に加担している浪人の丸橋忠弥(尾上松緑)。仕官のために大金を借りたのに飲んでばかりいるので、舅にはただの飲んだくれだと思われています。ある日お堀端の茶屋で店の酒を飲みほし泥酔状態。犬に絡まれ石を投げて追い払っているが、実はお堀に石を投げ入れて堀の深さを測っています。その様子をじっと見ているのが菊之助演じる老中松平伊豆守。番傘をさして待て待てと言うだけの役。

所変わって忠弥の自宅。舅に志を打ち明けます。それをふすまの陰で聞いていた母親はびっくりして自害。舅は志を応援する風を装いながらも実は老中に報告。見せ場の大獲物のシーンへつながります。大きな?が頭をよぎりますが、何故なのと考えないことに。何度かしか見ていないけれど、ボーっとしている感じだと思っていた松緑がいい身のこなしで立ち回りを演じているので思わず応援。井戸水浴びたり、戸板くずしをやったり大活躍。早くに後ろ盾を失い辛酸をなめている松緑には頑張ってもらいたい。


Photo_3 市川家に伝わる歌舞伎十八番のひとつ、「蛇柳・じゃやなぎ」。1763年に四代團十郎が初演を演じたそうです。昭和22年に十代目團十郎が創作上演。2013年に海老蔵が復活上演した作品が今回の歌舞伎座公演になったそうです。

高野山の院にある霊木、蛇柳は弘法大師が災いをもたらす大蛇を柳に変えたと言われています。この蛇柳に物の怪が現れるので住僧定賢(松緑)が退治するためにやってきます。そこへ現れた丹波の助太郎。もともとの原案ではこの助太郎は道化だったそうです。

今回、海老蔵扮する助太郎は白塗りの二枚目で登場。亡き妻への思いに狂い蛇柳の精魂に姿を変えていくという設定。能の様式をとりいれたような物狂いだけれど少々軽い感じがするのは否めない。蛇の黒子達がまとっている衣裳がなんだかてらてらしていて迫力に欠けるのも残念。以前玉三郎が演じた八岐大蛇で何人もの踊り手が絡まって大蛇を表現するのを見た時は度肝を抜かれたけれど、今回の蛇はちょっと小物?

蛇の精魂が荒れ狂い、それを封じると言う意味で花道から押し戻し役の金剛丸が登場します。この金剛丸も海老蔵が演じているので、後半の蛇の精魂はいつの間にか他の役者に変わっていたわけですね。金剛丸の荒事で、海老蔵もようやく本領発揮できてよかった。

押し戻しと言うのは恐ろしい魔を封じ込めて押し戻すことだそうです。押し戻しができるのは必然強い人物ですね。妖怪が本性を現して暴れ廻った挙句、花道へ出ようとするのを押しとどめ、舞台へ追い返す役ですから。きっと江戸時代の人々は恐ろしい魔物から救ってくれる超人の出現に拍手喝采したのでしょう。

Photo_4 江戸の町の火消しと相撲取りが些細なことからいざこざを起こして、命をかけた喧嘩に発展していくと言うたわいもない話。「神明恵和合取組・かみのめぐみわごうのとりくみ」。め組の喧嘩。火事と喧嘩は江戸の華という言葉を絵にかいたような話。期待していなかったこの芝居が何とも面白い。菊五郎が大活躍でイキイキとめ組の頭辰五郎を演じています。菊五郎はいなせな役がよく似合う。

鳶と力士の大立ち回りが華やかで楽しい。皆身体を鍛えているので見ていてとても気持ちがいい。菊之助演じる鳶は大きな纏を持ったまま屋根にたて掛けた梯子をぴょんぴょんと登っていい格好でポージング。声も姿も美しい。あの広い舞台だからこそできる演出に観客は大喜び。立ち回りが佳境を迎えたところで仲裁役の江戸座喜太郎が登場。双方の面子を立てた大団円。楽しい芝居も大団円。

Photo_7 今日の幕間弁当は亀戸天神ゆかりの幕の内弁当。スペシャルサラダ付き。御煮しめの美味しいこと。今日もお腹も心も満腹でした。


新緑の谷中

Photo 今日の午後は新緑の中、久しぶりの谷中散歩。ピアニストのIさんとのんびり待ち合わせ。連休の間は凄い人通りだったそうです。


Photo_2 現在夜店通りのザ・エスノース・ギャラリーで渡邊真砂さんの「INDIAN RHAPODY]というタイトルの展覧会を開催中。渡邊さんは私が布の魔術師と呼んでいる方。素敵なもの(服から、バッグ、細かなアクセサリーなど等)をハンドメイドで作る名人。今回は彼女が収集したミティラー画。ワルリー画を中心に彼女の手書きのカードなどで構成した作品展です。

ミティラーやワルリーのそれぞれの特徴ある作品を鑑賞して、制作に到るまでの貴重な話、面白い話を聞いて楽しみました。今日の渡邊さんの服も超可愛い!と、きっと女子高生なら喝采することでしょう。一昨年栃木の喜連川の学校の壁に素敵な絵を描いてくれたのもワルリー村のアーティストでした。


3 ザ・エスノース・ギャラリーの入口。1階は世界の雑貨と、この会社(音楽制作会社)のレーベルのCDなどが売られていて2階がギャラリーです。


Photo_3 楽しい話で盛り上がって喉が渇いたのでお茶をしようと近くの古着カフェへ行ったら連休明けでお休みでした。残念。もう少し歩いて団子坂あたりでカフェを見つけることに。


Photo_4 私はいつもこのあたりを通るたびに都会の真ん中とは思えなくなります。栃木のクラスのある烏山周辺を思い出します。この近くの子供たちはここで遊べて楽しいでしょうね。


Photo_5 煉瓦の塀も風情があって素敵。この先の角にある、さんさきカフェで一休み。このカフェもトワイライトとともにバールになりそうないい雰囲気。


Photo_6 赤穂浪士が謀議の集会をしたと言われている観音寺の美しい塀。昔谷中に住んでいた時によく通った道。当時はほとんど人に会いませんでした。この角を左に曲がると朝倉彫塑館があります。リニューアルされてからまだ行っていないので次回の楽しみに。


Photo_7 木戸も小さい。屋根瓦の間から草が生えているのが楽しい。


Photo_8 日も伸びて風も気持ちがいい散歩にぴったりの午後でした。

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