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2014年9月

民芸の美

Photo_2 先日、沖縄の紅型に魅せられ独自の型絵染を創始したデザイナー芹沢銈介の生誕120年記念の展覧会を見ました。カレンダーや包装紙、民芸品やさんなどできっと一度は目にしたことがあるはず。

色彩と模様に対する素晴らしい感性の持ち主ですね。文字を自在にデザインして、その字の意味するものをより明確にしています。

身の周りにおくものに対しても強い美意識があるのですね。彼が世界各地から集めたコレクションも素敵な面白いものが沢山あって、芹沢ワールドを作っています。染色から木工、陶磁器、家具、絵画、書籍、仮面、装身具、民族衣装等々あらゆるジャンルでどれも彼の感性と言うフィルターを通しているので素敵なものばかり。お気に入りのものに囲まれて暮らしていたようです。

先日上野で大回顧展が開かれていたバルテュスが文化相の時に来日して芹沢の作品に感動。1976年にパリで大展覧会を開いたそうです。その時に「風」と言う字をデザインしたポスターがパリ中に貼られて芹沢旋風が吹き荒れたと絶賛されたそうです。


Photo_3春夏秋冬、東西南北を一目瞭然にしたマンダラ屏風。


Photo_4 「飛」と言う字をデザイン。


Photo_5秋の落ち葉。


Photo_6 泳ぐ鯉。この型絵は着物に使われていました。大胆、モダン・・。

Photo 「晴」と「雨」です。


Takenoko 「筍」

知っているようで知らなかった芹沢銈介の世界を見ることができた楽しい展覧会でした。


港カフェを開こう

Photo 世界一周旅行の途中でお友達の結婚式に参列するために一時帰国したMちゃんが久しぶりにスタジオでレッスン。オーストラリアのハードな肉体労働で手に入れた上腕筋を見せてくれました。ステップの音は切れが良くて久しぶりに踊ったのにいいタイミング。せっかくだから短い曲を1曲覚えてもらいました。今度帰国した時にまた一緒に踊りましょう。happy01


Photo_2 レッスンの後は上野で「古代エジプト展」へ。女神と女王のパワーに圧倒されました。ニューヨークのメトロポリタン美術館収集品なのできっとこれからの旅で北アメリカへ行ったら寄れるかもしれませんね。ここは都美館が用意してくれた写真スポット。camera スフィンクスと一緒にハイ・ポーズ!夕暮れの上野公園を散策して、日本はアジアだと再認識したアメ横でじゃこを買ってお目当てのパブへ。beer


Photo_3 御徒町のマダムの介護を手伝っていたOさんと待ち合わせ。2人は4月にオーストラリアで会っているので、その時の旅、その後の展開へと話が大いに弾みました。この二人はまたこれから日本を離れて外国でしばらく暮らします。他にも旅立とうと心を弾ませている生徒も何人かいます。若い人たちばかりでなく、たとえ年配になっても好きな事を夢中で出来たら素敵ですね。heart04私も改めて何かに挑戦したくなりました。できれば訳あり旅館で働きたいけれど・・・。

ここで私は決めました。実際の旅に出てもでなくても、旅して疲れた翼を休める港のようなスタジオを作ろうと。スタジオはいつでもあなた達のために開いています。帰ってきたら寄ってくださいね。練習をお休みしている人も、気兼ねなく。蕨の一角にある小さなスタジオはいつでもWELCOME よ!港カフェは店主がインドへ行っている時以外は年中無休です。


Photo_4 飲んでしゃべって、楽しい時間は過ぎていく・・・。 

Photo_5 最後まで旅を楽しみました。ボックス席に座るとそれだけで興奮。上手くいくときも行かない時もあるけれど元気でいましょう。

ヤモリ君

1人で練習している時にふと窓辺を見ると、まるで励ましてくれるかのようにじっとガラスに張り付いているヤモリ君。
じっとして動かない様に見えるけれど、何かを見つけるとこれが俊敏です。
爬虫類はどちらかというと苦手ですが、ヤモリは昔から家を守ると言われていますね。
インドのゲストハウスにも良く出没しますから何だか親しみが有ります。
我が家に良く来る仔達を紹介しましょう。












仁左衛門にまたまたうっとり・・・

Photo 9月の歌舞伎は夜の部で仁左衛門が孫の千之助君と連獅子を踊ります。これが楽しみ。今回は久しぶりに秋葉原のKさんとご一緒に。

Photo_2 明智光秀が本能寺で織田信長を暗殺した後の、光秀一家の悲劇を描いた作品。私は今回j時間が間に合わなくてこの演目はパス。Kさんは最初から見ていましたが暗い話で淋しかったと。


Photo 仕事が終わってからこの演目に間に合うように駆けつけました。幕間に席に着けてやれやれ。Kさんが美味しそうな季節限定のお弁当を用意してくれたので2人で舌鼓を打ちながら高まる期待でワクワク。始まる前から観客の熱気を感じます。

文殊菩薩が住むと言われる霊地・清涼山。その麓にある石橋に手獅子を抱えた狂言師の右近と左近が登場して石橋のいわれや、親獅子が仔獅子を谷底へ蹴落とし、仔獅子が必死に登ってくる様を舞います。仁左衛門と千之助が白い毛、赤い毛の獅子頭を持って優雅に舞います。この演目は今年の田中社中の会で拝見しました。田中さんとお弟子さんの息のあった踊りが見事でした。こういうシチュエーションだったのかと納得。

狂言師2人が去った後に二人の僧が登場。一緒に山を登るうちに宗派の違いで口論に。そこへ吹いてきた不気味な風・・・。驚いた二人がおびえて逃げ出すと親獅子と仔獅子の精が現れて、勇壮に毛を降り舞い始めます。

仁左衛門の円熟した、艶のある演技と、若いエネルギーを出し惜しみしない千之助の切れのある舞が醸し出すハーモニーがなんとも言えず美しい。一瞬たりとも目を離したくない、そんな熱い観客の視線が会場を覆っていてなんとも気持のいい空間です。緞帳が下りた瞬間に一斉に溜め息が漏れてきました。贅沢な時間をありがとう。

コーヒーでも飲んで興奮を収めようと2階の売店に。自販機のカップの図柄がどれも違う隈どり模様なので思わず持ち帰りたくなりました。そこかしこにミーハー心をつかむ憎い演出がちりばめられています。要注意。


Photo_4 「そがもようたてしのごしょぞめ」 と読みます。ルビがないと読めません。河竹黙阿弥作の七五調の名セリフと衣裳のあでやかさが楽しめます。敵味方に分かれた登場人物が口上のように台詞を回しあう冒頭のシーンが面白い。出番は少ないけれど秀太郎の訳知りな女将さんっぷりがなんともいい味。

浅間家の元家臣五郎蔵の染五郎。腰元皐月との不義を密告されてお家追放。それを密告したのが元同僚の土右衛門・松禄。追放された染五郎は廓の剣客に、皐月は花魁に。どうやら松禄は皐月に思し召し。染五郎が旧主のための金策に困っていると廓を訪ねた松禄がポンと大金を皐月に。

大金を受け取らせるために染五郎に愛想尽かしをする皐月。ところが染五郎は金を受け取らず逆上。松禄は金の力で皐月をなびかせ、披露目の行列をしようとするが皐月は意気消沈。見かねた花魁仲間の逢州が皐月の内掛けをまとって代わりに行きましょうと言ってくれる。

ところが・・・、明かりの消えた真っ暗な夜道に待ち伏せた染五郎。行列を襲い皐月と間違えて逢州に手を掛けてしまう。なんだかよくわからない展開に・・・。登場する女は粋なのに、男はなんてだらしないのと言う印象が残った作品。でも連獅子で皆満足しているからいいんです。

素敵なホールでコンサート

Photo 素晴らしいお天気に恵まれた火曜日。この坂の上に建っている素敵な木造の建物が横浜金沢区にある長浜ホール。今日はここで地元で活動しているサニーアベニューの主催でインド舞踊のコンサートを行います。坂を登ったところに玄関があります。お客様はここから入って階段を降りて地下にあるホールへ向かいます。私達は左手にある関係者通用口からすぐにホールへ入れます。チケットも完売したそうで、気合も入りますね。fuji

Photo_10 これから場あたり。代表の田内さんは私の本も読んでくださっています。ありがとう。

Photo_14 木の風合いがとても素敵な踊りやすいホールでした。田内さんとホール担当の方と打ち合わせ。

Photo_20 受付スタッフの皆さんにサリーを着ていただきました。皆さんサリーを着るのをとても楽しみにしていたそうです。好きなサリーを選んでいただいてあっという間に着せちゃいました。皆さんとてもお似合いで、重い荷物を引っ張ってきた甲斐がありました。

Photo_2 メイクもほぼできたので腹ごしらえ、楽屋弁当美味しかったです。左手前の小さなケースに入っているのはSoan Papdi 、豆粉やカシューナッツで作った綿菓子のようなインドの甘~いお菓子。休憩の時に観客の皆さんにロビーで召し上がっていただくそうです。この小さな容器に詰める作業を130人分したんですね。す、すごい・・・。

Photo_9 定刻に開演。田内さんの明るいナレーションで元気に始まりました。開演前に客席の皆さまの元気な声が聞こえてきて、しっかりエネルギーを分けていただきました。

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 休憩が20分あったので衣装替え。ロビーではお茶とお菓子を召し上がりながら楽しいおしゃべりがはずんでいる様子。第二部の初めにお客様にその場でサリーを着ていただくデモンストレーションを行いました。サリーって本当に素敵な衣裳。長い一枚の布が表情豊かにそれぞれの女性を美しく包んでくれます。

Photo_5

Photo_6 今日はK・OさんとE・Oさんの造形大学コンビが参加。シャニムガ・カウットワムとガーナマレィの2曲で共演。楽しくはじけました。

Photo_7 終演後、ロビーでお客様をお見送り。左にいる濃いピンクのサリーを着ている方がデモンストレーションでモデルになってくださった方。笑顔が素敵でよくお似合い。

Photo_8 可愛いお客様と。happy01



















真弓ちゃんを囲んで・・・

2012年にアランゲトラムを終えて新婚旅行に旅立った真弓ちゃん。ワーキングホリデーを利用してオーストラリアで生活していましたが、現在お友達の結婚式で一時帰国中。来週の土曜日に又オーストラリアへ戻ります。

23日にお稽古を兼ねて皆で真弓ちゃんの話を聴く会を開きたいと思います。

13時からお稽古。そのあと真弓ちゃんを囲んで積もる話をしたいと思います。沢山の参加を待っています。お稽古をしないでお話だけの参加も歓迎します。

Photo 2年前の懐かしい写真。前列向かって左に抱っこされている赤ちゃんは先日お兄ちゃんになりました。

観月会

東光寺で行われた観月会。生憎の雨でお庭での月見は出来ませんでしたが、講堂で薩摩琵琶とインド舞踊を堪能しました。裕見子先生、桂子さん、今日踊られたとし子さんと記念撮影。舞台ではお茶会が開かれています。まるで外国映画に出てくるお茶会の様なシュールなシーンです。









イーダを見て・・・。

先日渋谷へ行く用事があったので、久しぶりにイメージフォーラムで映画を見てきました。ポーランドの映画。1962年、ある修道院で育った孤児の少女イーダ。修道女になる儀式を控えた直前に叔母がいることを知らされる。叔母に会っていらっしゃいと言われて尋ねるが・・・。

そこで自分がユダヤ人だったと知らされる。両親は若くして亡くなったという。ミステリアスな叔母とともに両親が戦時中住んでいた街を訪ねる旅にでることに。

冒頭に雪の修道院でのイーダの様子が描かれているけれど、モノクロの画面でよりリリカルな風情が漂っています。両親と幼いイーダが住んでいた田舎の古い家を探し、そこで起こった悲劇の様子。だんだんと暴かれていく叔母の秘密。最小限にそぎ落とされた台詞。エキセントリックな叔母と反対に感情を出さない少女の表情。コルトレーンのジャズが流れているホテルのレストラン。

目の前に提示された出来事が、何だったのか判断する間もなく次のシーンになり、最後に一つに集約されていきます。衝撃的だけど、なんて静かな映画なんでしょう。グッときました。

http://mermaidfilms.co.jp/ida/

おめでとう!

高碕クラスのYちゃんがママになりました。8月31日、元気な男の子が誕生。母子共に元気だという嬉しいニュースがメールで届きました。おめでとう!

Photo 可愛いですね。生まれたばかりなのにもう髪がふさふさ。赤ちゃんってなんて神々しいのでしょう・・・。happy01 元気に育ってくださいね。chick

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