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団菊祭

Img2 歌舞伎座5月は恒例の団菊祭。十二世団十郎の一年祭でもあります。初日のチケットが手に入りました。ラッキーです。気温もぐんぐん上がって初夏ですね。ゴールデンウィークの狭間の銀座はいつもの平日よりのんびりウィンドウショッピングを楽しんでいる人が多いみたい。

0072 十二世を忍んで献花。初日なので受付には菊五郎夫人、菊之助夫人、海老蔵夫人がそれぞれの御贔屓さんと談笑していました。華やかですね。お綺麗。happy01

0032 今日の演目一意番目は荒事の立役、松緑の「矢の根」曽我五郎が年始にもらった宝船の絵を枕に初夢を見ようと横になります。すると兄の曽我十郎が助けを求めている夢をみます。飛び起きた五郎は仁王襷を掛け、ちょうど現れた大根売りの馬にまたがって兄を助けに出かけます。寝て起きて支度をして出かけるだけの話なのに豪快でおかしい。happy01馬にまたがって出陣するシーンでは客席から「馬大変、がんばれ!」とエールが飛び交っていました。horse

0022 名前は気いた事があるけれどよく知らなかった幡随長兵衛を取り上げた黙阿弥の作品。町奴(侠客)と旗本の争いが絶えず、たくらみであると知りながら旗本の宴に招かれて風呂場で襲われて壮絶な最期を迎える長兵衛。海老を歌舞伎座で初めて見ました。いなせないい男です。heart04ざんばら髪になってお家芸の寄り目で演じる死に際は迫力満点。それにしてもここに出てくる旗本水野は権力を笠に着ていやな武士。きっと江戸の庶民たちはこういう演目を見て快哉をあげていたのでしょう。

0012 最後は華やかな「春興鏡獅子」。長唄囃子連中をバックに菊之助が舞います。将軍に所望され小姓の弥生が吉例の舞を舞います。女中に手を引かれて登場する菊之助がすごく可憐で可愛い。heart02可愛い子を見ていると頬が緩んできますね。あの状態でした。ところが祭壇にまつられていた獅子頭を手に踊り始めるとだんだん変わってくる。この変化がすごく上手くて獅子の精が乗り移っていくのがよくわかります。いったん姿を消した弥生が獅子の姿になって戻ってくる時の臨場感。獅子の鬘が本物の毛のようにデリケートに動くのは頭の動かし方がすごくうまいからでしょうね。こんなにうまい毛の動かし方は始めてみました。もちろん獅子舞も勇壮で美しい。毛ぶりも42回まわっていましたね。思わず数えてしまいました。あの広い舞台を自在にこんなに踊れたら幸せでしょうね。今日一番の大満足でした。

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