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2014年4月

日舞の会

Photo_2 お馴染み「くるるで今日は日舞の田中さんとお弟子さんの会。私は第Ⅱ部のゲストです。昨年秋にえりこさんのオペラで踊った「ラクメ・鐘の歌」の再演。去年とは踊るスペースもピアノの位置も違うので流れはそのままタイミングや動きを変えてみました。note

Photo_3 楽屋では日舞に使用する山笠などの小道具のチェックに余念がありません。

Photo_4 美味しい楽屋弁当で腹ごしらえ。頑張ろう!japanesetea

開演すると時間はあっという間に経ってしまうのが常。第Ⅱ部のゲストは歌のえりこさん、オペラ歌手の旭さん、ピアノのさやかさん、そして私。おしゃべりしながら手も動かして支度完了。rouge

Photo_5 あでやかなえりこさん。リハーサル、ゲネプロ、本番と回を重ねて乗っていくのがお互い解って面白い。生の歌で踊るのはいいですね。

Photo_6 せいそなさやかさん。

Photo_7 ずーんと響くバリトンの旭さん。おひげが可愛い。

Photo これは10日前のリハーサルの様子。旭さんが歌ったとたんに沢山のオーヴが出現した瞬間。来るなと思っていたらやっぱり来ました。

Photo_8 私達の出番も無事終わって最後のプログラムは田中さんとお弟子さんの連獅子。親と子の獅子が連なって踊る迫力のある演目です。二人の息もぴったり合って見ごたえあり。

Photo_9 終演後ロビーで。

Photo_10 ピアニストの麻子さん。

Photo_11 いつも来てくださるまきさん。実はこの公演の直前に出演する予定だった名取の生徒さんが事故にあって肩の骨を剥離骨折したそうです。急遽並びを変えたり田中さんが出演することにしたりと楽屋裏は大騒ぎでした。公演が迫ってくると体調管理も大事な仕事。思いがけないアクシデントが起こることもあって当日終わるまで主催者は気が抜けない。今夜は田中社中の皆さまよくお休みください。

インドのガラス絵

先日池の上にあるギャラリーを尋ねました。ケララの画家ヴァルマー始めとしたインドの神様ポスターの収集家として有名な黒田豊さん。今回はさらに希少価値なガラス絵のコレクションの展示です。

Img 今回の御案内状。作品は「伊達男と愛妾」というタイトル。細密画と同じく地域に寄って画風が異なります。

Photo ギャラリー DEEPDAN 。ここが会場です。火を捧げると言う意味のヒンディー語でユーラシアのいろいろな生活、作品、芸術家の集まる場にしたいと言うオーナーの祈りがこもっています。

今回とても小さなラクシュミー女神をはじめとした24作品が展示されました。19世紀初めの中国から輸出された作品が2点。あとはインドで制作されたものだそうです。

古い作品はガラスの技術も荒いので気泡があったり波打っていたりします。そもそもガラス絵は学校の美術の時間に制作したことがあるかもしれませんが、普通いちばん最後に描かれる部分を最初に描かなければなりません。そこをきちんと考えて色を重ねていく。ガラスに守られているので色はどれも鮮やかに残っています。

黒田さんの作品を集める苦労話なども伺って楽しい時間でした。インドの骨董屋さん巡りは何が出てくるのか?present

神様ポスターが印刷されて大量に出回る前は、こういった一枚一枚ガラスに描かれた神様をどの家庭でも大切に祀っていたのでしょう。描かれている神様がしっかり祈っている信者を見守っているその眼の力にびっくり。詩の中で私を見てくださいと歌われますが、まさにガラス絵の中の神様方はしっかり信者を見ています。

小さなギャラリーですが壁の色に作品がよく映えます。ちょうど私の後に来廊した中村さんという方とお話していたらすぐ近くでアートスペースを開いているとのこと。下北沢と駒場東大前の間にあるなかなか面白いスポットのような駅です。

三人で話しているうちにこの画廊のオーナーと以前チェンナイでお会いしたことがあると判明。画廊の上が居住スペースだそうで降りてきてくれました。始めてみるガラス絵も素敵だし、懐かしい出会いも嬉しい日でした。happy01

Photo ここが中村さんが経営しているアートスペースとご主人がやっている居酒屋「鱒夫亭」。アートスペースには小さな舞台もあって先日は三味線の弾き語りをやったそうです。開店準備中のお店はいい匂いがしていました。駅から1分いい場所です。

再会と旅立ち

昨日青山のライブハウスで行われたイベントで久しぶりにEちゃんの踊りを見てきました。8人のダンサー達のライブのトリで3曲披露。4年前に見たときから一段と表現力が豊かになっていて嬉しい驚き。heart04 社会人1年生の時にクラスに来て以来その人柄ですっかり皆の人気者。5年間一緒に踊っていました。インド舞踊への思いが強くなって、インドへ留学を果たしました。有名な舞踊学校をトップクラスで無事卒業。イベントのご招待を欠かさずしてくれるのでこれからも成長が楽しみです。

明けて今日は蕨クラスのOさんが旅立つ日。airplane 最初の寄港地オーストラリアでちょうど開かれているインド舞踊祭を見学。1年半前に新婚旅行に旅立ったMちゃんとご主人に会う予定。最近スカイプを始めたのでその日は久しぶりにMちゃんの声を聞くことができます。ear そのあと北米を経由してヨーロッパへ。フランスでは私の友人にあって彼女が通っているインド舞踊教室を見学。最後はロンドンのBVB(インドの伝統芸能教室)を見学すると言う2ヶ月半の旅。サブタイトルは世界に広まるインド舞踊。(私が勝手に命名)

最近は若い人が外に出ないなどと言われているけれど、私の周りの若者たちは皆アクティブ。怠け者の私は居ながらにして珍しい体験を聞き、見ることができます。その昔、私も先輩達に刺激を受けてインドへ習いに行ったのでした。現在その後の世代、またその次の世代が活躍しています。時々、自分は社会の何の役にも立っていないと落ち込みますが、彼女達の頑張りを目にすると私も少しは役に立ったのかなとちょっと自己弁護。happy01

自分のやりたいことができる社会が続くように。戦争に加担しない社会を持続できるように目を光らせてそちらのほうこそ頑張らなくてはね。up

ワークショップのお知らせ

気持のいいお天気が続いていますね。高碕や宇都宮あたりは今頃が桜最前線かもしれませんね。今楽しめることは今楽しんで!cherryblossom

インドのヴァサンタ先生から来日のお知らせメールが来ました。5月から6月にかけていらっしゃいます。今年もワークショップを開きたいと思います。happy01

去年は Jatiswaram に挑戦しました。短いけれど軽快なメロディーが耳に残りますね。全編ステップでまとめられたヌリッタ・ダンスでした。今回はマイムの要素であるヌリッテヤ・ダンス、そして両方の組み合わされた曲を考えていらっしゃるそうです。楽しみ。

沢山の人が参加できるように土曜と日曜でお願いしたいと思います。まだ日程は確定していませんが、とても勉強になりますので最優先して参加してください。インドへ行かなくても先生が来てくださるなんて贅沢な事だと思います。チャンスがあるときにそれに挑戦しましょう。

日程が決まり次第連絡しますので乞うご期待。

野間美術館

Img2_2 そろそろ桜も見おさめの東京。cherryblossom久しぶりに会津のHさんと出かけてきました。栗橋の先生宅から赤羽で下車してもらい待ち合わせ。目白からバスで椿山荘前へ。目白駅ではちょうど学習院の下校時間と重なって可愛い子どもたちと遭遇。久しぶりに沢山の子どもの群れを目にしました。インドの小学校の下校時が懐かしい。次から次にあふれ出るような子ども達を見てインドの底力を感じました。あの感覚がよみがえって嬉しい。chickpenguinfish今日訪れるのは講談社を創設した野間清治氏のコレクションを公開している野間美術館。私邸を改築して美術館にしたそうです。庭のしだれ桜が美しいそうで楽しみ。

目白駅から乗ったバス。目白通りをぐるっと回って新宿まで行きますが、古い趣のあるお店などが点在していて歩いたらいろいろ見つけられそう。

Photo 降車したバス停の向かいにあるのは音ノ葉が開いている農園と花屋さん。素敵なカフェも併設。東京にはおしゃれな場所が沢山ありますね。今車のある少し先あたりが美術館の入口にあたります。

Photo_2 エントランスも素敵。

Photo_3 門の右手にしだれ桜。隣はプライベートな建物。中庭を囲むように車寄せが美術館まで続いています。

Photo_4 ここが美術館の入り口。楽しみですね。入口を挟んで左右に展示室があります。まず左手の展示室へ。

Img_00032 正面にフライヤーに載っている横山大観の六曲一双、二対の屏風絵「千与四郎」が展示されていて目を奪われます。与四郎というのは千利休の幼名です。綺麗に掃き清められた庭を掃除するように師匠に言われた与四郎が木の葉を落として庭に風情を出したという逸話がモチーフ。与四郎の眼がきりっとして最近映画で主演した海老象を彷彿。フライヤーには箒を手にした与四郎がたたずむ左隻部分が。右隻には庭が描かれています。

Img_00012 山川秀峰作「蛍」鏑木清方門下の美人画家として知られた作家だそうです。涼しげな美女達。

Img_00022 土田麦僊作「春」三面の真ん中で左面には母親。右面には椿が描かれています。上のほうにちらっと見える鮮やかな蒼穹が印象的。ダヴィンチの洞窟の聖母子像の日本版のような深い趣。

山村耕花という作家の「江南七趣」と題された七枚の作品を初めて見ました。中国江南省を取材して制作されたエネルギッシュでエキゾチックな画面に思わず見とれてしまいました。七枚そろぞれ雰囲気が違い、作家が旅で得た情熱が感じられます。

Photo_5 休憩室からテラスに出られます。庭を眺めてボーっとできる贅沢な空間。残念ながらカフェはありません。音ノ葉のカフェが隣接してあるのでそちらにどうぞですね。

Photo_6 庭から東京カテドラルのチャペルが見えます。

初夏の陽気に誘われ美術館を後に江戸川橋まで歩いていくことに。

Photo_7 この地域の氏神様。幸神社に参拝。急な坂道を下ったら江戸川橋。江戸の名残りがかすかに残る場所ですね。

Photo_8 古い町の名にはそこに住んでいた人々まで思い起こせるような意味合いがあります。町や市の名前が面白くないただの符号に変わるところが多いのが残念。片仮名の町名なんて・・・淋しい。

この後我々は神保町まで出かけてHさんの書のお手本を探しに書や中国の篆刻を扱っている古本屋さんへ。先客は和服の若い女性。書道家なのでしょうか。見た目から入るのが好きな私。ついHさんにも勧めてみましたがもちろん却下。それよりもインドのサロワール(ゆったりしたパンツ)のほうが大作を制作する時はいいと言われました。

店にはどこかの大学を退官なさったばかりの外国人の教授がご挨拶に。自分の研究に費やす時間が増えて嬉しいけれど今までのように沢山古い本を資料として買えないのが辛いと・・・。研究者は資金の心配をしないで研究に没頭できるのが何よりの幸福ですね。これはもちろん私やHさん、やりたいことがあるすべての人の願いでしょう。今騒がれているかっぽう着の研究者もしかり。

探していた弘法大師様のお手本も見つかり、以前行ったことのある居酒屋で一息入れて楽しい散歩の締めくくり。陽が伸びた明るい道を眺めながら傾けるグラスはちょっとした花見気分。happy01

インド13日目

Photo_6 森の中で何しているの?と聞かれますね。公園の中で写真を撮るので朝集まるようにと言われた私とKさん。新聞のインタヴューがあるのであわよくば写真付きでとの先生の魂胆。こういうことにはとてもマメです。happy01

Photo_7 今撮った写真をチェック。この後クラスへ戻って練習とインタヴューがありました。朝から忙しい。先生は夕方生徒のコンサートでナットワンガムも行います。

今日のNGSでのアフタヌーンコンサート、昨年初めて見て可愛いなと思ったVaishavee sainatha. Rajeswari Sainatha の愛娘です。去年は素材がいいのにあれもこれも取り入れた欲張りプログラムで台無しという印象。果たして今年はどうなったか。

Photo_8 昨年より大きくなったような・・・。やはり今年もいろいろやりすぎて忙しいコンサート。今回は衣裳は同じでファンをとっかえひっかえ。やたら飛びあがっているけれど繰り返しが多くて同じ印象。

Photo 派手な動きはボリウッドダンスのよう。繊細な感情表現は望むべくなし。せっかく素質はいいのに。オーソドックスなコンサートで見てみたい。若いのだから急がないでじっくり地道に踊りこんで欲しい。

Img_00112 夕方からマイラプールのRK Swamy Hall で行われる先生のお弟子さんRanjani Sisters のチラシ。その後はすぐ近くのBVBでMalavika Sarukkai のコンサートとお楽しみ続き。

Photo_2 まずこの会を主催していた故サラスヴァティ先生へのメモリアルな式典。お付き合いの深かった偉大な作曲家ムラリークリシュナ先生による鎮魂。

Photo_3 姉妹による鎮魂のコンサート。2人ともとても上手。

Photo_4 コンサートが終わってゲストからのおほめの言葉。

Seremoni オーケストラのメンバーも次々に称賛。まずはナットワンガムのシャニムカ先生。

まだまだセレモニーが続いていますがここで私はBVBへ。はやる心を押さえて。heart02

Photo_5 前のプログラムは聖者の生涯を讃えるダンスドラマ。途中から見ましたがとても退屈。衣裳をそろえているだけで踊れるダンサーが少ない。今日は奮発して1000ルピーのチケット。ドイツ人のローズが陣取っていてくれたおかげで一番前のシートに座れました。

Photo_8 開演を待つひととき。何故か私が緊張している。今シーズンの初めてのMalavika さんのコンサート。お母様を春に亡くされたそうです。デヴューからずーっとすべてのコンサートをお母様が演出やナレーションをしていました。いい意味のステージママでした。娘を客観的に見ることができて、その美しさを育て上げることができた成功例ですね。昼間のコンサートと思わず比べてしまいます。子どもの才能を伸ばすのに何が必要かを親が認識しないと。

ここ数年お母様はコンサート会場に姿を見せていませんでした。こんな素晴らしいダンサーにおかしな表現ですが、自立し始めたのだなと思いました。実際に姿を会場に見せなくてもその存在で充分だったのでしょう。そのお母様を亡くされてこれから真の独立だと思ったらドキドキしてきました。

今回のMalavika さんのコンサートは非常にオーソドックスな曲で構成されていました。新しい自分に挑戦する今こそ原点に戻る、そんな気合を感じます。プシュパンジャリ。クニッタプルヴァム。ヴァルナムはカマス。シャンガムの詩。ジャーワリ。モハナカリヤニのティラナ。特にヴァルナムは私が今一番練習しているのと同じ曲なので思わず身を乗り出しそうに。特に後半は同じ曲でこうもイメージが違うのかとうっとり。手鏡を持って化粧するその眼。ちらっと流すだけでドキドキ。サキに呼びかけてサリーの端をつまんで去る姿のなまめかしさ・・・。

シンプルな薔薇色のサリーに今日は珍しく三つ網のトラディショナルなヘアスタイル。

ティラーナが終わって観客は総立ち。求道者でもあるダンサーへの尊敬をこめて皆が拍手を送りました。notes

Photo_4 終演後の舞台に人々が賛辞を述べにぞくぞくと上がっていきます。

Photo_2 熱く語ります。

Photo_5 天空に舞っているオーヴ。

Photo_6 今夜舞台に巻かれた薔薇の花。お土産に頂きました。今スタジオにあります。

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