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仏教の来た道

Img_0003 千住大橋にある石洞美術館に行ってきました。「仏教の来た道」というタイトル。ガンダーラの彫刻は好きだし、なにより美術館に興味深々。

京成電鉄で日暮里から三つ目。train 成田へ行くときに使う電車だけれど普段はあまり乗ったことがない。千住大橋というだけあって大きな川を渡りました。隅田川かな?スカイツリーが車窓から見えます。

010 駅前は目下開発中。のどかな道を歩いて3分。美術館が見えてきました。

Img_00012 大きな六角形の建物が2棟。目を惹きます。千住金属という会社のビルの中にあります。この会社の会長だった佐藤千寿氏のコレクションを核とした所蔵品を展示する私設美術館です。「石洞」というのは佐藤氏の雅号から命名されたそうです。手前に見えるサンルームのような1階建の建物は足立区の福祉団体が運営している茶店「妙好」

その後ろの煉瓦タイル貼りのユニークな建物の1階2階が美術館。スロープで1階と2階をつないでいて展示品が見やすく、ちょうどゆっくり1時間かけて見学できるくらいの広さ。

今回はガンダーラの石彫によるブッダの生涯を軸に展開されています。ストゥーパに彫られていたレリーフがテーマ別に展示されています。小さな愛らしい石彫です。マヤ夫人が受胎の夢を見る作品から誕生、苦行、梵天勧請、初転法輪、涅槃、舎利分配まで10点ほどのが並んでいます。学芸員の方のコメントが解りやすくて伝えたいという気持ちが出ています。マヤ夫人の夢に出てくる白い象が可愛らしい。

インドで生まれた仏教がパキスタン、中国、朝鮮、タイ、日本と伝わる中での変遷も伺えます。サールナートの法輪柱も展示されていましたが、最初のインド旅行でサールナートのミュージアムへ行った時のことを思い出して一人感慨にふけっていました。

Img23 4世紀のパキスタンの仏頭。凛々しい。

Img_2 5世紀のインドの仏頭。顔もパーツも丸くて可愛い。

仏手もインドとタイがありましたがインドの手は丸くてポチャッとしていて可愛い。タイの青銅の仏手はすんなりしていてなまめかしい。同じタイの仏遊行像もブッダの歩く姿が腰をひねっていてやはりなまめかしい。

私がとても気に入ったのは一番最初に展示されていた「花樹と樹神」という小さなレリーフの一部。果物から生まれる神様だそうです。絡まった枝に実った果実からまさに今生まれようとしている可愛い神様。heart04

今回は2月23日まで特別にインドの細密画も展示されています。ムガルの宮廷服を着たラーマ王子がハヌマーンに指輪を授ける絵もありました。サフラン色の衣姿のラーマ王子の絵しか見たことがなかったのでびっくり。ポチャっとしていました。シヴァ神の絵もありますがこれはなかなかの美青年ぶり。描きかけの習作もあるので、なるほどこうやって描くのかと勉強になります。

全体に佐藤氏のコレクターの目がとても好ましい。小さな愛すべき作品が多くて気持ちの休まるいい空間です。おもな所蔵品は世界各地の焼き物。茶の湯釜、ガンダーラの仏像、漆器、青銅器、玉器など。館所蔵品を中心とした企画展を年3回ほど開催しているそうです。思ったほど遠くありません。興味があったらお出かけください。happy01

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コメント

2年前、千住大橋の近くのホテルが(確か、ブーゲンビリアといったかな)安いので、泊まって(友永ヨーガの指導者養成講習の翌日)ついでに行った事ありまーす。とてもこじんまりとしていて、良かったです。日本にもこういう風に大企業でなくても、文化貢献している社長さんがいたんだーと、温かくなりました。
あと、上野駅からも2駅だったような(歩いても行けます)記憶が…。

ヨーガおじさんも行かれたことがあるんですね。event 個人美術館はそれぞれ個性的でいいですね。chick 広すぎないのも疲れなくって好きです。

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