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2014年2月

仏教の来た道

Img_0003 千住大橋にある石洞美術館に行ってきました。「仏教の来た道」というタイトル。ガンダーラの彫刻は好きだし、なにより美術館に興味深々。

京成電鉄で日暮里から三つ目。train 成田へ行くときに使う電車だけれど普段はあまり乗ったことがない。千住大橋というだけあって大きな川を渡りました。隅田川かな?スカイツリーが車窓から見えます。

010 駅前は目下開発中。のどかな道を歩いて3分。美術館が見えてきました。

Img_00012 大きな六角形の建物が2棟。目を惹きます。千住金属という会社のビルの中にあります。この会社の会長だった佐藤千寿氏のコレクションを核とした所蔵品を展示する私設美術館です。「石洞」というのは佐藤氏の雅号から命名されたそうです。手前に見えるサンルームのような1階建の建物は足立区の福祉団体が運営している茶店「妙好」

その後ろの煉瓦タイル貼りのユニークな建物の1階2階が美術館。スロープで1階と2階をつないでいて展示品が見やすく、ちょうどゆっくり1時間かけて見学できるくらいの広さ。

今回はガンダーラの石彫によるブッダの生涯を軸に展開されています。ストゥーパに彫られていたレリーフがテーマ別に展示されています。小さな愛らしい石彫です。マヤ夫人が受胎の夢を見る作品から誕生、苦行、梵天勧請、初転法輪、涅槃、舎利分配まで10点ほどのが並んでいます。学芸員の方のコメントが解りやすくて伝えたいという気持ちが出ています。マヤ夫人の夢に出てくる白い象が可愛らしい。

インドで生まれた仏教がパキスタン、中国、朝鮮、タイ、日本と伝わる中での変遷も伺えます。サールナートの法輪柱も展示されていましたが、最初のインド旅行でサールナートのミュージアムへ行った時のことを思い出して一人感慨にふけっていました。

Img23 4世紀のパキスタンの仏頭。凛々しい。

Img_2 5世紀のインドの仏頭。顔もパーツも丸くて可愛い。

仏手もインドとタイがありましたがインドの手は丸くてポチャッとしていて可愛い。タイの青銅の仏手はすんなりしていてなまめかしい。同じタイの仏遊行像もブッダの歩く姿が腰をひねっていてやはりなまめかしい。

私がとても気に入ったのは一番最初に展示されていた「花樹と樹神」という小さなレリーフの一部。果物から生まれる神様だそうです。絡まった枝に実った果実からまさに今生まれようとしている可愛い神様。heart04

今回は2月23日まで特別にインドの細密画も展示されています。ムガルの宮廷服を着たラーマ王子がハヌマーンに指輪を授ける絵もありました。サフラン色の衣姿のラーマ王子の絵しか見たことがなかったのでびっくり。ポチャっとしていました。シヴァ神の絵もありますがこれはなかなかの美青年ぶり。描きかけの習作もあるので、なるほどこうやって描くのかと勉強になります。

全体に佐藤氏のコレクターの目がとても好ましい。小さな愛すべき作品が多くて気持ちの休まるいい空間です。おもな所蔵品は世界各地の焼き物。茶の湯釜、ガンダーラの仏像、漆器、青銅器、玉器など。館所蔵品を中心とした企画展を年3回ほど開催しているそうです。思ったほど遠くありません。興味があったらお出かけください。happy01

インド9日目

12月20日から始まったBVBでのNatya Darshan Conference。今年のテーマはPurush(原人という意味があります)。世界的に活躍している男性ダンサーをテーマに講演やデモンストレーションが行われます。

Img_00092 コンファレンス2日目の朝、プロデュースのDr.Anith Ratnam からMalavika さんへ引き継ぎが・・・。なんと次回からMalavika さんがこのコンファレンスのプロデュースをやるそうです。きっと忙しくなってコンサートの回数も減ってしまうでしょう。ファンとしては淋しい。でも、きっとご自分の影響力や人脈、パワーを役立てようと決心されたのでしょう。

191 美しい2人のダンサー。

今朝のプログラムはまずGuru Dakshina.  Adyar k Lakshman  C.V.Chandrasskhar など11人の偉大な先生方を讃える式典。

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この後、スタイルの違う男性ダンサーの身体の動かし方やテクニック等を3組のパネリストとダンサーが発表。Tanjavur traditionをB.Herambanathan & hariharan. Vazhuvoor tradition を Dr.B.M.Sundaram & Shanmugha Sundaram. そしてkalakshetra tradition を C.V.Chandrasekhar & P.Praveen Kumar で披露。

シャニムカ先生はシャブダムとナッタナマディナの2曲を踊ってくださいました。シャブダムは蛙のシャブダムと言ってサラサ先生直伝のすごく楽しい曲。happy01

196 オレンジ色のシャツの方がDr. sundaram.

204 チャンドラシェーカ先生のナットワンガム。

Photo 第一部が終わってシャニムカ先生と。

Photo_2 古い知り合いもたくさん来ていました。

223 タンジャヴールスタイルの先生達。

211 会場はダンサーや評論家やメディア関係でごった返し。

224 このコンファレンスを取材するのを第一目標に来たKさんと会場で会いました。同じゲストハウスに宿泊しているけれど行動範囲が違うとなかなか会えない。ちょうどお昼時なのでSさんと三人でランチ。Kさんは昨日も一日中取材。ゆったりランチを楽しんだこの後も、もちろん会場へ戻って取材。私とSさんはNGSへ行くことに。

226 アメリカンマネー(?)を駆使してこのところ大活躍中のBaladevi Chandrasekar. 不思議な動きをします。好き嫌いが別れます。わたしは思わず引いてしまいますが、ドイツ人のローズはお気に入りの様子?

227 Sさんもサリーデヴュー。おまけにゴールドデヴューもしちゃいます。お正月を前にますます賑やかなラリタゴールドでお買いもの。

228 素敵なピアス。

229 バングルも!お買いものを堪能した後はすぐ近くのKGSへ。今夜はマレーシアのオリッシーのグループです。

239 クリシュナとゴピー。華やかなショー。マレーシアはモスリムの人口が多いお国柄、ヒンドゥーの神様を全面に出さず、レヴュー的な色合いが好まれるそうです。華やかで楽しいけれど心に響かないのが淋しい。オーストラリアにいるMちゃんによく似た綺麗なダンサーがいたので彼女を追って見ていると楽しい。

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243 グループで踊る醍醐味。フォーメーションが素敵。

244 スートラファンデーション主催のラムリ氏。Kさんは年末からマレーシアへも取材に行くので帰国したらマレーシアのインド舞踊事情を聞くのが楽しみ。

蝋燭能

Img2 2月の能楽堂。企画公演は「蝋燭の灯りによる通小町,二人静」 蝋燭能、見たことがないのでチケットを探したら脇正面1枚だけありました。6列6番、ラッキー。どんな雰囲気なんでしょうね。ワクワクしながら能楽堂へ。

024 先日の雪が残っています。

029 今日は謡講形式の素謡が前半です。謡講というのは普通の能の上演形式とは違う謡だけを楽しむ会だそうで、特に京都では今でも盛んに行われているそうです。広い座敷を障子や御簾で仕切って縁者を観客から見えないようにして、謡に集中できるような楽しみ方だそうです。この提灯も特別です。

謡講の演者も京都からいらしたシテ方観世流の井上裕久氏他2名。蝋燭の灯り(実際には舞台には天井からの照明が少しついています)でほの暗い舞台の上に置かれた障子のつい立て越しに聴く謡。最初の独吟、九重は京都の町の名前を連ねた意味のない歌詞で抑揚が面白く、終わった後に観客達思わず「ようっ」と一声かけてしまいました。囃子方抜きなのに旋律と情感にあふれていて、その声のよさにうっとりです。

3月に京都の有名な町屋(奈良屋・杉本家)で謡講・声で描く能の世界という会があるそうです。そのころ京都に行かれる予定の方は楽しんでみられたら?

028 開演前に蝋燭の点火をしている様子。オーヴがたくさん。

後半は「二人静」。吉野山の勝手神社では正月七日に菜摘川の土手で若菜を積んで神前に供えます。神職が菜摘女に命じて摘ませに行きます。女が摘み終わって帰ろうとすると一人の女が現れて「一日写経をして自分を供養してほしい」と神職に伝言を頼みます。名前を聞いても答えず、もし疑う人がいるなら自分が菜摘女に取り憑いて名を明かそうと消えていきます。

神社に戻って神職にこのことを話しますが、自分でも不思議に思っているので「本当らしくも思えない」と疑いのことばをもらします。すると突然、先ほどの女が取り憑いて気色も変わり、恨みのことばをもらします。神職が名を問うと判官殿(義経)に仕えた者だと言い静御前であることをほのめかします。神職は舞を所望し、回向を約束します。女は神社に納めてある舞装束の色を言い、神職が宝蔵を開けるとその通りの衣裳があるので女に手渡します。

舞衣裳を着た菜摘女が舞い始めると、静の亡霊が同じ衣裳で現れ二人はいずれが影とも解らないまま寄り添って舞い始めます。義経が追手に追われてこの吉野山に到り、桜の下でも休まることができず奥深い山道を落ちのびていったことを物語ります。さらにつらかったのは頼朝に舞を命じられたこと。「しづやしづ賤の苧環繰りかへし、昔を今にもなす由もがな」という昔恋しい時の歌を詠んで舞ったと語り、袖を翻し、回向を頼むと消えていくのでした。

二人の静が舞い始めるとどちらがどちらだかわからなくなってしまいます。シテは薄い灰青、ツレは薄桜の装束を着ているので区別はあるのだけれど、二人の舞姿が実体と影のように思えてきます。能面は視野が狭いので互いに合わせて舞うのは至難の業だと言われます。阿吽の呼吸、そして微妙なずれがなんともいえないムードを生み出すと言うのか・・・。二人の舞い姿はゾクゾクします。まさに蝋燭の灯りの中で繰り広げられる幽玄の世界ですね。

030 美しい灯りでした。

節の手仕事  88歳の記念刺繍作品展

002 表参道にあるアートスペース・リピーナ。ここで開かれている木村節さんの刺繍作品展に行って来ました。母の専門学校時代の友人で88歳の今も現役バリバリの刺繍の先生です。happy01

005 キルトと刺繍でできたカラフルな作品。

006 モノクロの銅板のようなイメージの作品。

007 こちらはリトグラフのようなイメージ。

017 子育てが終わった50代から現在までの作品がぎっしり並んでいます。可愛い子ども用のお稽古バッグやテーブルランナーなどの生活雑貨から額に入れた鑑賞作品などいろいろ。カシミール地方の刺繍パターンも。

020 お嬢さんの結婚式のお色直しだそうです。それを今度はお孫さんが着たそうです。いいですね。heart

015 初期の作品は刺繍の本の見本に使われているようなパターンが多かったけれど、年齢を重ねるごとに着想が自由になって楽しい。これと下の作品が一番最新作。野の花や草をスケッチして刺しています。

016 明るくて楽しい作品。

019 このスケッチをもとに刺していきます。絵もお上手。

023 右が節さん。おしゃれでチャーミング。こんな88歳なら年を重ねるのも楽しみ。エネルギーをたくさん頂戴しました。up

インド8日目

今年はレッスン着を新しいテーラーに注文しました。例年だと帰国直前にやっと出来上がりあたふたと郵便局に行くというパターンですが、今度のテーラーは何人か下請けを抱えているのか早めに仕上げてくれます。12月13日にオーダーした13セット(チョリとサロワール)が19日の夜出来上がる予定でした。さすがに間に合わず今日(20日)の昼になりました。その間にもシルクのチョリや裾よけの始末などもちょこちょこ注文していましたが、それらはすべて予定日には出来上がっていました。おかげで余裕を持って郵便局に行けます。

朝のレッスンが終わってからいったん着替えに戻り。郵送代がかかるので換金を済ませてテーラーに。ハーイとあいさつをすると親父さんがニヤッと笑って出来上がった13セットを自慢げに出してくれました。昨夜の間に合わないどうしようと言う顔と一変。happy01 すぐ顔に出るから解りやすい。coldsweats01 さっそく受け取って、今まで買いためていたものと一緒に送ります。

167 郵便局の梱包風景。これは私の荷物ではありません。私のは一番大きいELサイズ。今回は16キロ。以前に比べて梱包がスムーズで楽。何より箱がきれいなのがうれしい。present 今回はスーツケースも大きくしたのでもう郵便局のお世話にならないかも。スーツケースと言えば来るときの成田でのチェックイン。私の前に並んでいた女性が私の新しく購入したスーツケースとまったく同じもの(サイズも色も)を持っていたので2人でびっくり。ターコイズブルーでかなり派手。目立つ色にして探しやすくしようと思ったのに、こんな身近で同じものに遭遇するとは・・・。考えることは皆同じ?彼女のスーツケースは使い込んであるらしく、ガムテープで補強してあったのが一抹の不安。coldsweats01

168 ひと仕事を終えてこれからアメジストに行きます。たまにはゆっくりお茶しましょうということで。これはSさんからプレゼントされた服です。新しい服を着ると気分も晴れやか。

171 素敵なカフェでSさんも御機嫌。

174 ようこそ、私の部屋へ・・・とくつろいで。

181 夕暮れも素敵です。外の喧騒がうそのよう。Sさんの旅もそろそろ終盤。今回の旅でほんの少しでも記憶の蓄積が出来ればいいなと思います五感のものすべて。何気なく見たり感じたことが、引き出しにたまって何かの拍子に開けられたら・・・。引き出しが沢山あると表現も広がります。

ワークショップ

日吉の慶応大学キャンパスで行われたインド舞踊のワークショップに参加しました。前日オリッシーダンサーの小野雅子さんの踊りとトークの会があって出かけてきました。雅子さんは17年前にインドに渡ってオリッシーを学びました。そのままインドに滞在して現在はインド人のご主人と結婚。現地のみならず各国で大活躍。じつは学生時代バラタナテアムを私の教室で練習していました。そのころは日本ではオリッシーを学ぶところがなく卒業と同時にインドに旅立ったのです。じつに17ぶりの再会。学生時代、のんびりしたイメージだった彼女がしなやかでたくましいどこから見てもプロフェッショナルなダンサーに成長していて目を見張りました。素晴らしいですね。happy01

踊りの会終了後に行われた会場で知り合ったのがオックスフォードを休学して慶応に留学中のシヴァンギさん。ロンドンのBVBでバラタナティアムを勉強して4年前にアランゲトラムを行ったそうです。彼女のワークショップが行われるというので急遽予定を変えて又日吉にやってきました。埼玉から神奈川です。武蔵小杉を起点にいろいろな線が乗り入れているので思いがけない線を使ってあちこち旅行気分も味わいました。train subway

0352 ここが今日の会場。来往舎。4月から非常勤講師でここに来ることになっているKさん。蕨から一緒に来たOさんと。

029 シヴァンギさん。プシュパンジャリでスタート。

パタカというハスタ(手の型)を使った表現をいくつか。同じ型でも使い方によって激しくも優しくもなります。教え方が上手。何よりインド人って表情豊か。見ていてよくわかります。

032_2 ワークショップの後でお茶を飲みながら談笑。8月まで日本に居るそうです。日本語とバラタナティアムが大好きな彼女。日本で初めて人前で踊れて嬉しかったと。そこで思いついたのが蕨でワークショップとデモンストレーションをやってもらうこと。日曜日ならOKということで3月に1度やりたいと思います。詳細決定次第お知らせしますので乞うご期待。sign03

034 寒かったのに梅がほころんでいました。

037 ワークショップの後、Oさんにチケットがあるのでと誘われたのが東京ドームで行われているテーブルウェアショー。昔和食の先生をしている友人が出展したと聞いたことがあります。来るのは初めて。そもそもドームに入るのも初めて。大きさの対象にいつも引き合いに出されるこのドーム。やはり大きい。子どもの頃によく連れてきてもらった後楽園遊園地も名前も乗り物のスケールもパワーアップして隣にありました。日吉からなんと乗り換えなしで一本で来ることができます。地下鉄ってすごい。

040 中にはいるとおしゃれなセッティングをされたテーブルが沢山。家族のために素敵なテーブルを演出したいと品物選びに余念のない女性であふれていました。世の中っていろいろなことで成り立っているとびっくり。自分の世界って狭いから面白いのかも。heart04

こいつぁ春から縁起がいい・・・2

立春を迎えたのにこの寒さ。ちらほら雪も舞っています。snow 先月に続いての歌舞伎鑑賞。染色家KさんというよりKさんのご主人のおかげでチケットがやってきました。今月の出し物は遠し狂言「青砥縞花紅彩画・あおとぞうしはなのにしきえ」。ご存知「白波五人男」のお話。

Img2 小山家に伝わる宝「胡蝶の香合」を巡るお家騒動。小山家の千寿姫の許嫁信太家の小太郎に扮した弁天小僧・菊之助が千寿姫をかどわかして香合を手に入れます。そこへ大泥棒の日本駄右衛門が現れて、争いますが結局歯が立たずに手下になることに。かわいそうな姫は宝と操をだまし取られて世をはかなみ谷へ飛びおります。

谷へ飛び降りた姫は気を失っていました。そこへ元信太家の家臣でお家没落したために復興の資金を得ようと盗みを働き手打ちにあうところを逃げてきた赤星十三郎がやってきます。2人とももう生きてはいけないと死ぬことに。姫が先に川に身を投げ、後を追おうとした十三郎を留めたのは盗賊の忠信利平。何の因果かこの二人も日本駄右衛門の手下に。かわいそうな姫様。weep

ここでようやく白波五人男の結成といわれが解ると言うわけ。本当にタイミング良く皆が会えること。

第二幕は有名な「浜松屋」のかたりの場面。弁天小僧の魅力満開。heart 美しい武家娘に化けた菊之助(演じているのも菊之助)と御供の南郷力丸。万引きしたように見せかけ、百両をせしめようと言う魂胆。上手くいきそうになったところで登場した侍、玉島逸当のために実は男だったと見破られます。お騒がせな2人を膏薬代でお引き取り願うことに。美しい娘がもろ肌脱いで男に戻り、刺青を見せて息のいい啖呵を切ります。菊之助が女になっても綺麗。男の姿も生きがいい。声もいいしほれぼれします。

0142  この玉島という侍が実は大泥棒、日本駄右衛門。お礼に設けられた一席で蔵の金を全部よこせといいます。そこに先ほどの2人と他の手下もやってきてあわや浜松屋の主と若旦那。ところがどっこい、実はこの若旦那が大泥棒の息子。弁天小僧が浜松屋の息子だったと判明。17年前に喧嘩の大騒動の時に取り変ってしまった子どもたち。身に着けていた産着とお守りでそれぞれの出生が解るというなんとも歌舞伎な世界。ここまでこじつけられると頭が下がります。ごもっとも・・・。happy01

ここでいよいよ大詰め第三幕。まずは悪事が露見した五人男のそろい踏み。弁天小僧、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸、日本右駄衛門の順に花道から登場。しらなみの番傘、高下駄のいなせな姿。花道でまず口上。格好いい。去年こけら落とし公演で一幕見のチケットをようやく手に入れて4階席からこのシーンを見ましたがその時は番傘の上しか見えないという悲しい記憶が・・・。今日は1階花道寄りの席だったのでしっかり見ることができて堪能。

0152_2 舞台に勢ぞろいしての口上述べ、見得を切る姿もまさに歌舞伎絵。はまりそうで怖い。heart04

大舞台のどんでん返し。手下の裏切りで追い詰められた弁天小僧。極楽寺の屋根の上での大捕物。菊之助とトンボを切る若手の役者達との息もぴったり。去年は父上の菊五郎の弁天小僧だったのでこのシーンはこんなに派手にしていません。やはり若い菊之助ならではの大立ち回り。高いところに登っての大見得。菊之助がこんなにいいなんて思わなかった。今更とファンの方に怒られますね。

0162

夕方ちらほらしていた雪もやんで綺麗な三日月の出ている晩でした。moon3

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