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文字の力・書のチカラ

Img2 各地で集中豪雨が大暴れした翌朝。ジリジリと陽が射しています。sun今日は月一の会津のHさんとの散歩の日。先月は書道展が開かれていたのでY先生がお忙しくて日程が変更、ついでに時間も・・・。Hさんのクラスは午後になりました。というわけで今日は午前中に出光美術館で開催している「文字の力・書のチカラ」を見に行くことにしました。

Y先生から勉強になるからといただいたチケット。2人とも無駄になんてしません。朝一番で美術館を訪れたらもうたくさんの来館者が。平日だし、朝だし、多分ガラガラと思っていたのでちょっと意外・・・。小学生の男の子がおじいさんらしい方と一緒にいろいろメモしながら楽しそうに見て回る姿がなんだか嬉しい。happy01

それにしても素敵な文字がたくさん。何気なく使われている言葉や文字も筆墨で書かれてはじめて「書」としての命を授かります。そして新たな姿形をもった「チカラ」を宿します。伝紀貫之、伝西行、後陽成天皇、本阿弥光悦、千厓、良寛、手島右卿、等々。徳川家康の「日課念仏」もあります。南無阿弥陀仏この6文字を日課で毎日書き記した小さな冊。時々字が入れ替わっているのが面白い。

繊細な筆、雅な筆、遊び心にあふれた筆、力強い筆、あっぱれな筆・・・。流れるように美しい書をじっと見ていると文字がふっと飛び出してくるような感覚にも襲われます。人物が傑出しているので字もいいのか、字がいいから人物が傑出しているのか?

Img_00012 仙厓の「一円相画賛」 これくらいて茶のめ と言われたらなんだか嬉しい。同じ仙厓の書 有名な「○△□」も本物を始めてみました。宇宙と解説にあって納得。これで世界すべてを網羅しているという意味か。オーム問答のよう。

Img_00022 この書もとても気になりました。「道在近」

Photo お堀を眺めながら休憩。まだ昼前なのに太陽がぎらぎらしています。下界は暑そう。この後駅を挟んで反対の交通会館のギャラリーで開催している小田原のSさん達のグループの書道展に行きます。

Photo_2 ここが「一韻書展」の会場。

Photo_3 主催の小田川先生の作品。「雲岫うんしゅう」白雲が沸き起こるような深く高い峰・・・力強い躍動的な書です。ちょうど先生がいらしていて文字にまつわる楽しいお話をしてくださいました。

Photo_4 Sさんの作品。「青池地上消残暑緑樹陰前逐晩涼」凛としていて清潔なSさんらしい文字。やはり文字は人を表す?

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コメント

文字ってホント面白いですよね。私も白川静先生の本を読んでから、文字への関心が出てきました。骨だけになった肉のついていないカラダが 骨+豊→体、中味の入った(妊娠した)充実した女性の体が 身(み)。 ・+_ → 上 、うーん、メタファーだぁー。お日様が出てくる方向が木の間から出てきて、日+木→東 。本当に面白いけれど、新字体でなってよく分からなくなってしまったものもありますね。熱で熔けるのと、水で溶けるのは違うのに今は同じ。

文字にまつわる話はなるほどと納得しますね。雷が落ちることから神という字が生まれたと聞きました。畏怖の念が湧きますね。手島先生の龍虎の書、絵のようです。

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