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インドの長谷川一夫?

Img_00012 これはちょっと昔(60年代~80年代)のタミル映画名作ダンスシーンを集めたビデオ。冒頭に出てくるパドミニのダイナマイトバディなダンスが圧巻。「踊るマハラジャ」のミーナちゃんを超えています。ちなみにショーバナはパドミニの姪にあたります。ショーバナの迫力は血筋ですね。この映画に出てくるヒーローがシヴァージ・ガネーシャン。タミル映画の往年の二枚目スターです。この写真の中で白いマハラジャ・クルタを着ている方。

昔の映画を見るとシヴァージさんもあのMGRさんも化粧が濃いrouge 時代劇ならまだしもスーツを着た現代劇でも汗をかいたら流れそうなメイク。画面を見ながら化粧が崩れるからそんなに走らないでと叫びそうになります。sweat01 この映画でもパドミニが踊っているのを柱の陰から見ているシーン。太い眉毛はより太く、しもぶくれのほほも強調され、目張りの入ったつぶらな瞳・・・。今の感覚だとハンサムとはいい難いけれど、60年代70年代は圧倒的な二枚目スターで鳴らしたそうです。チェンナイ出身のギータさんという女性が子どもの頃彼の映画を見て恋に落ちましたと言っていたのを思い出しました。heart04そういう方なんです。私はインド舞踊のセレモニーで50歳くらいの時の素顔のシヴァージさんにお会いしたことがありますが、中年の色気のある方でした。オーラがあって渋くて素敵でした。heart02

たまたま生徒さんにこのビデオを貸してあげる時にインドの長谷川一夫といったらきょとんとしているので「長谷川一夫、知らない?」と聞いたら知っている人は一人もいませんでした。確かに、知っているほうが珍しいかも。舟木一夫と間違えていた人もいました。coldsweats01

私が子どもの頃、周りの大人達が美男美女の代表として長谷川一夫、山本富士子の名を連ねていました。子どもの頃にインプットされた記憶はすごい。美男美女というとこの二人の名前が浮かびます。際立っていたのでしょうね。今は綺麗な人は多いけれど際立っている人がいませんね。という私も、実はこの二人の映画を見たことはあるのでしょうが、あまりに子供の頃で覚えていません。movie

Img2 先日、図書館で見つけたのがこれ!源氏物語の宇治十帖の浮船を映画化したものです。董の君を長谷川一夫、匂の宮を市川雷蔵、浮船を山本富士子というキャスティング。これは見ないわけにいきません。

王朝恋愛悲劇、なんだか以前見たヒンディの王朝ものと雰囲気が似ているような気がします。コスチュームが美しいからか?デジタルマスターの色具合も似ているからか?

雷蔵は若くて亡くなったからこの時30そこそこでしょうか。いやな性格のプレィボーイだけどすごく美しいから許します。長谷川一夫は明らかに中年だけれど、さすがの貫録。充分美しい。でもストイックな董の君には細身の雷蔵のほうが似合っているかも。2人の役を反対にして、いい匂いをぷんぷんさせている女たらしを長谷川一夫がやったら面白いかもしれないな等と思って見ていました。いい人よりも悪の部分のある人に女は弱いから、浮船の揺れる女心が理解しやすいかもしれません。

あなたのアイドルは誰だったと尋ねると、アイドルでその時代背景がある程度解りますね。初めてインドに長期滞在して帰国した1988年頃、アルバイト先の若い女の子が光源氏のファンだと言っていたのを古典文学好きだと思っていました。ローラースケーに乗っている光源氏なんて想像もしなかった。冒頭の生徒さんはそれより後に生まれているからローラースケートを履いた光源氏も知らないですね。

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