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素敵な美術館

先日会津のHさんが訪れた美術館の話を℡で聞きました。書道家の篠田桃紅氏の展覧会が開催されていたので、会津の書のお仲間三人で日帰りしてきたそうです。虎ノ門だと言うので大倉集古館かと思ったらそのすぐ近くにある「菊池寛実記念 智美術館」だそうです。不覚にも名前も知りませんでした。sign02

実業家菊池寛実氏の娘智さんが収集した陶器を母体に現代陶芸の紹介を目的として2003年に開館したそうです。虎ノ門から10分くらい。ホテルオークラの傍の閑静な住宅街にありました。菊池寛実氏の住居跡のようです。菊池氏は炭鉱王だったそうで、お金持ちはこうであって欲しいと一般人が思うような、文化、芸術への造詣が深く、パトロンになれる深い度量を持った方のようですね。そのお嬢さんである智さんも豊かな教養と芸術を見る確かな目を持った方なんですね。自分が陶器のコレクターになれたのも父の余光によるものと美術館にお父様の名前を冠したそうです。

展覧会の内容も美術館もどちらも素晴らしかったと語るHさんの興奮した声を聴いていたらどうしても行きたくなりました。しかも今開催されている篠田桃紅氏の会は5月26日まで。来週は全然行く時間がないので今日行くしかないと11時の開館に合わせて行って来ました。

Photo 溜池山王から桜坂を登っていきます。桜の頃はすごい人ですが今は緑陰が気持いい。

Photo_2 ここが門です。右手に古い洋館。門の正面に美術館。

Photo_3 ここが美術館の入口。レストランもあります。

Img_00012 今開催されている篠田桃紅氏の案内。書から水墨を用いた抽象画という新しいジャンルを切り開いた芸術家です。100歳の記念展覧会でもあります。展覧会のタイトルは「墨象 展

1950年代にニューヨークで活動。高い評価を受けたそうです。草間弥生さんもそのころ渡米していますね。やはり先駆者ですね。年を重ねてなお素晴らしい創作活動をなさっているところがお二人とも素晴らしい。この展覧会では昨年の作品も出品されています。水と炎と題された2点の作品。金箔とプラチナ箔の画面にそれぞれ銀泥で水を、朱で炎をイメージした作品が、永遠を象徴するようにきらめいていました。

90歳の時の写真が飾ってありますが、凛という言葉はこの人のためにあるという感じです。リトグラフも制作しているし、リトに手書きの文字という作品もあります。私が一番好きなのは「天上」という2文字が書かれた書の作品。小さいけれどとても典雅な文字で、上質なタッサーシルクで表装されていました。しかもこの作品の所蔵者はカマラ&スニル・バクシーというインド系の家族?。

小さな個人美術館なので展示品もそんなに多くないので見やすいです。館内もとても素敵。陶器が主なのでここに陶器が飾られたらまた別の趣がありますね。

Img_0002 これは受付から地下の美術館へ行く階段。チケットの写真です。壁にも篠田桃紅氏の作品が。階段の手すりもガラス作家の横山尚人氏の作品。白蛇のようななまめかしさが・・・。今日は時間がないので1階にあるレストランへ寄れないけれどランチタイム、ティータイム、ディナータイムと営業しているので是非機会を作って訪れてみたい。

豊かな時間を堪能。外へ出るとクラクラするような日差し。何も考えず門を出て右に。あれ、なんだか閑静な来た時の道とは違うちょっとざわざわした街並・・・。溜池へ出るつもりがうっかり虎ノ門へ出てしまいました。

Photo_4 都会の真ん中の金毘羅様。ビルとビルの間にある綺麗な神社。道を間違えたおかげです。happy01 さっそくお参り。

Photo_5 不思議な雰囲気の参道ですね。おみくじを引いたら 「災いも幸せに転じる、音信も縁者も幸も舞い込む、急変があっても心焦らず待てば大吉」の運勢と出てますますいい気持になり、その勢いで新橋まで歩いて帰りました。fuji

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