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山海塾

Img2 世田谷PTで二年ぶりの山海塾の公演。去年リヨンで初演された作品「歴史いぜんの記憶ーうむすな」を見てきました。桟敷席だけれど真っ正面。この席を選んで正解。すごく見やすかった。

舞台に二つのプラトーが50センチほど離れて置かれ、隔たりがあるゆえに二つで一つと存在を顕著に示している。上手下手側にそろぞれ吊るされた天秤には砂時計が置かれ、躍動する時を刻み続けている。中央には天から砂が降り続けて堆積されていく・・・。開演前からワクワクしてくる舞台。

代表の天児牛大が二回美しいソロを見せてくれました。細長い隙間の中で大地の営みを見守り祈る神官のような存在感。降り注ぐ砂を受け止めて天を仰ぐ姿。思わず観客も息を殺して見入ってしまう清冽な姿です。

二つの天秤は宇宙の四元素(地、水、火、風)の響きに応じて浮き沈みを繰り返し、大地を構成するこの四元素は血や肉や熱や息といった生命体の基幹でもある。とチラシに記されていました。なるほど・・・。そういえばシヴァ神の場合はここにもうひとつ天が加わって宇宙の五元素、ナマシヴァヤと称されますね。

Img_00012 黄色と光の色が変化してそのたびに美しい世界が見えてきます。近寄り、離れ、絡まり合いながら脈々と流れていく時間。プラトーの上には砂が敷き詰められているので舞踏家の動きに応じて様々な線が描かれていき、乾いた大地にも、青い水が流れる豊かな緑地にもみえてきます。何か懐かしい風景にも思えます。公演を見る前に向かいのギャラリーで見かけた中央アジアのシルク織物展の鮮やかな色彩が目に残っていたのかも。昔訪れたことのあるウズベキスタンの懐かしい矢絣の織物。いつも白い衣裳の舞踏家達が今回は珍しく鮮やかな赤や黄色の布をまとっているせいかもしれませんね。美しい残像が残る舞台でした。

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