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眠らない町

眠らない町・・・と聞くと新宿歌舞伎町あたりをイメージするけれど、もっと安心して夜明かし出来る町がここ下北沢。夜明かしする体力があればです。

ずーっと井の頭線沿線に住んでいたので買い物と言えば下北沢でした。服でも靴でも食料品でもなんでも、可愛いお店が連なっていてすべて揃ってしまいます。

最近は時々お芝居を見に行くだけでめったに立ち寄る機会もありません。先日希少な機会が。高碕でお世話になるナレーションのさんからお芝居の御招待。

何と今回は1時間のショートストーリー2本立て。その幕間に休憩をはさんで10分の即興劇を行うそうです。

Img2 これがそのフライヤー。

即興劇なんていうとすぐに昔のアングラ芝居を思い出してしまう私。寺山修二の主催する天井桟敷が通っていたアトリエの近くにあって、通ると火を噴く男が出てきたり、道路で突然芝居が始まったりというのを見ていたせいか・・・。アトリエに行かずにそっちへ寄り道していたら人生もっとおもしろかったかも?

Iさんはどんな即興芝居をするのか興味深々。さっそく下北沢の「劇」 小劇場へ。

001 本多劇場の向かいの小さな空間。今夜の芝居の当日券を販売していました。

若い方達中心の劇団。2本のショートストーリー。1本目はまだ咀嚼されていない感じで観客が少し固まってしまった。そこで始まったのがこの即興劇。説明によると5人の役者それぞれの役設定あり。時計がボーンとなるたびに次の出演者が出てきてシチュエーションが変わっていきます。

毎日違う組み合わせ、違う設定で行うので本当にその場その場の即興です。今夜の設定は恋人に結婚を申し込む息子。息子が申し込めるかやきもきしてみている母親。これがIさん。そこに息子に気がある2人の女性が次々に出てきます。

Iさん。浴衣姿も粋に踊りのお稽古の帰りの母親が息子の周りをうろうろしているという設定。Iさんが完全に皆を掌の上で転がしていました。会場は大爆笑。やっと観客もほぐれて2本目も観ようという気になりました。

踊りの場合も観客が固まっている時があります。ほぐれていく瞬間が解るときもあれば、踊っても踊ってもどんどん観客が遠ざかってしまう悲しい時も・・・。

Iさんはずーっと専業主婦として家族を支え、50代になってようやく自分の時間が持てました。そこから若いころ夢だった芝居への情熱がムクムク湧いてきて、いろいろな演出家のワークやオーディションを受けながらコツコツ好きなことをやっています。自分の息子世代の演出家からも素直に指示を仰ぎ、人生経験から培った知識で若者たちとも互角にやり合っているところが素敵。同じ世代で固まらないというのはいいですね。自分の好きなことをやり続けるというのは、素敵な生き方ですね。

002 終演後、小屋の前で待ち合わせ。Iさんの芝居仲間の素敵なおじ様たちとお茶してお芝居の話題で盛り上がり。Iさん、以前朝の5時まで打ち上げをしていて何と洋服屋が開店しているのを見たそうです。朝早くから服も売れる町、下北沢?

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