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レオナルドの美意識

2 渋谷の文化村で開催されているレオナルド・ダ・ヴィンチ展。今回は特に「美の理想」という主題での展示。有名過ぎて知っているようでよく知らない天才の美の理想とは?

工房の弟子たちに伝えた言葉の端端に垣間見えている美。女性を描くときは少し傾げた顔、伏せた目元がよい。人の心をとらえるのは装飾よりも美しい容貌である・・・。等など。今回の目玉である「ほつれ髪の女」。この小さな板に描かれた女性はまさにレオナルドの理想の美女ですね。吸い込まれるように美しい肖像画です。

今回出品されている日本初公開のレオナルドと弟子たちによる「岩窟の聖母」のマリアの顔も右に傾いでいますね。レオナルド派の画家たちによって描かれた「レダと白鳥」のレダも同じ。

彼が可愛がっていた弟子のサライ(小悪魔というニックネーム。児童書作家のカニングハムに彼を主人公にした品があります。)も美少年だったようです。レオナルド自身も若いころモデルになったダビデ像を見るとなかなかのもの。美意識高いんですね。

今回レオナルドの作品はわずか数点(そもそも現存する作品自体世界に十数点しかないそうです)その流れをくんだり影響を受けた作家、モナリザのイメージの広がりが展示されていて面白い。見比べると数少ない彼の作品ですが線の美しさと品が格別。

Img_00022 左上が「岩窟の聖母」。その斜め下が「レダと白鳥」

Photo_2 なんとレオナルドの作品が一挙に9点も展示された前代未聞の展覧会「Paintter at the Court of Milan」が昨年ロンドン、ナショナル・ギャラリーで開催されたそうです。前売り券は即完売。当日券を求める長蛇の列。これって昔モナリザが日本に来た時と同じ現象?モナリザの前で立ち止まらないでと言われたそうな・・・。

この展覧会の様子が映画になったそうです。3枚ある「岩窟の聖母」のうちの2枚(今回の展覧会に来ていない2枚)が展示。世界初一般公開の「救世主キリスト」や「聖母子と聖アンナとヨハネ」「白貂を抱く婦人」など画集でしか見たことがない作品達。展覧会の様子はもちろん、裏舞台や専門家による解説も織り込まれているそうです。実際に見に行けない展覧会。きっと作品も舐めるように映し出されていそう。是非見てみたい映画です。4月21日からシネマート新宿とルシネマで公開。楽しみです。

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