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2011年6月

雨空の日々

じめじめした天気、cloudrain で蒸し暑かったり寒かったり。体調を管理しないと風邪ひきやすいから気をつけましょう。そういう私も2~3日前からクスンクスンしています。今日、思いっきり暖かくしてぐっすり寝るつもり。sleepy

会津の蔵で展覧会を開いた遠藤茂子さんの東京の個展の案内がきましたのでご紹介します。

会期は6月27日から7月2日まで。場所は京橋です。銀座からまっすぐ走っている中央通りの明治屋の向かい。1階にスギ薬局が入っているビルの地下2階です。昭和ビルという名前の通り、ちょっとクラシックなビルです。

目下作家はこもって制作に没頭しているのでしょうか。up 私達が日々練習している時にいろいろなアイデアやイメージが膨らむように、作家も制作中にいいものが生まれるのですね。いいアイデアが生まれたから大事に取っておいて次の機会などにそれを小出しに使おうと思ってもそれはいけませんね。いいアイデアが出たら何度も繰り返してどんどん研ぎ澄まして、自分の表現にしたらしめたもの。皆も今回踊る曲で自分の動きを見つけてね。

2 今回はどんな世界で私達を楽しませてくれるのでしょうか。頑張れ。☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

夏のコンサートまで2カ月です・・・!

ぐずぐずしたお天気で蒸し暑い日が続いていますね。cloudcloudrainsprinkle 今年の夏は昨年以上に暑いという予報が出ています。sun そして取り組まなければいけないのは節電。エコ対策に取り組んでいる企業は以前に比べて消費電力が減っているところが多いそうです。ところが各家庭の消費電力は毎年増え続けているそうです。昔は一家に一台のテレビとエアコンでしたが、今では各部屋にテレビとエアコンですから。tv

というわけでスタジオでも扇風機を使っています。エアコンと扇風機を上手く使いながら夏を乗り切りたいと思います。くるるでのサマーコンサートまでちょうど2カ月になりました。

今日前橋のさんからチラシの原稿直しがきました。指定どうり直してくださったのですぐ印刷に入ると思います。印刷にかかる費用と日数が大幅に削減されるようになったのは本当にありがたいです。happy01

週末のレッスンでコンサート最後に踊るシュローカの大まかなイメージが出来上がりました。後はそれぞれがしっかり覚え、自分の中にそのイメージを取りこんで、膨らませてほしいですね。一人ひとりが大切なメンバー、皆で踊ります。♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:

カメラマンのが撮ってくださった5月のコンサートの写真を奥様(プシュパムのメンバー)が持ってきてくださいました。一部紹介します。希望者はナンバーと枚数を記入してスタジオに預けてください。

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Img_0035 搬出の時の様子です。皆楽しそう。フィルム撮影にこだわっているK氏の写真。色がとても柔らかくて綺麗ですね。Sさん、Kさん、K氏と撮る方によって同じコンサート、同じダンサーなのにそれぞれ雰囲気が違う素敵な写真ですね、。撮影ポイントも違うから当然切りこみ方も違うのでとても面白いです。皆さんありがとうございます。

夢の残像

梅雨の合間の晴れた一日。sun 能楽堂で過した夢現のひととき。heart04

狂言は磁石。遠江の田舎者が都に向かう途中すっぱ(心のまっすぐでない者)と出会います。すっぱは言葉巧みに田舎者に近づき、人身売買の宿へ連れ込みます。宿の主人とのやり取りを聞いてしまった田舎者は機先を制し、宿の主人を騙し金を受け取り逃げます。

刀を持って追いかけてきたすっぱに自分は磁石の精だと名乗り、刀を呑み込もうとします。刀を鞘に戻されると自分の命がなくなるとすっぱに言うと、あわててすっぱは刀を鞘に戻します。戻したとたんに刀をもぎ取り、反対にすっぱを追いかけていく田舎者。シテのすっぱはでんぐり返しをしたり、跳ねたりよく動きます。私の隣は外国人観客でしたが、楽しそうに見ていました。通いなれている感じ。私などよりもせりふ回しを理解している様子。happy01

能は半蔀(はしとみ)。源氏物語の夕顔を題材にした作品です。初秋の頃、紫野の雲林寺の僧が草花を集めて立花供養(りっかくよう)を行っていると、美しい女性が「手に取ればたぶさに穢る立てながら三世の仏に花立てにけり」と歌いながら白い花を立花に挿し、今はこの世にいないが昔五条のあたりに住んでいたと言い残し、立花の影に隠れて見えなくなります。

在の者に光源氏と夕顔の女とのはかない恋の話を聞いた僧は五条へ夕顔の霊を弔いに出かけます。月光がさしこむ荒れた家の中から「山の端の心も知らで入る月は、上の空にて影やたえなむにて」と歌う女の声が聞こえ、光源氏との昔を忍ぶ女が弔ってほしいと半蔀を押しあけて姿を現します。☆゜・。。・゜゜・。。・゜

ここから序の舞が始まります。昔、光源氏が初めてこの家を訪れた時に、夕顔の花を折って扇にのせて差し出すと源氏は「折りてこそそれかとも見め黄昏に、ほのぼの見えし花の夕顔」と歌い、それが縁となって深い契が結ばれたことを懐かしみ、思いを込めて舞います。夜明けを告げる鳥の声と鐘の音に、ヨガ明けぬうちにと半蔀の中に消えていきます。いつしかすべてが僧の夢となってしまうのでした。

能を拝見するたびにインド舞踊との共通を感じます。花の影に消えたり、戸の隙間から顔を見せたりとヒロインの登場や去り方。歌の繰り返し。クライマックスへの序章。たたずまいの美しさ等々、ヒントがたくさんあります。花の夕顔、花の夕顔と何度もリフレインする謡のあまりの心地よさに、思わず私も夢と現を行ったり来たり。sleepy 謡とインド舞踊の歌には人をリラックスさせる気持のいい脳波が流れるそうです。コンサートの時に舞台の上から客席を眺めまわすと夢と現を行き来して、心地よい空間に身を置いている方がいらっしゃいますが、そういう訳なのですよ。up

レッスンは楽しい!

4日は戸塚のYさん、宇都宮のWさん、そして久しぶり立川の仲良し4人FYさんUちゃんKさんKちゃん(本当は5人、長野に転勤中のOちゃんがいます)というなかなか珍しい組み合わせ。最初、ちょっと緊張気味だったけれど、踊って汗sweat01 をかいているうちに和気あいあい。8月のくるるのプログラムが大体決まったのでそれに沿って、集中レッスンです。あやふやだったステップや振りも徹底的に練習。皆の顔つきがしまってきました。これから2ヶ月後の本番までにどんなふうに変化していくか、楽しみですね。up

レッスン終了後に、戸塚のYさんが皆で踊るとワクワクしますと言っていたのが印象に残りました。練習がこんなに楽しいのだから、本番で皆の鈴の音があったら最高にいい気分ですよ。note 今回のプログラム最後に踊りたいと思っているシュローカ。コンサートという時間の流れの中でいろいろなうねりに身を置いたメンバーが最後に融合し合う祈りの曲です。そんな気持ちを表現できたらと試行錯誤、皆でしましょうね。happy01

あくる5日は上毛高原のクラス。今日は山が煙って見えます。雨雲も遠くに見えました。ここはシニアの方が多いクラスです。中でも一番のお姉さんはなんと80歳になられたIさん。とてもおしゃれで明るい方です。クラスへ来るまでも電車train (週末にSLが走る鉄男君達垂涎の線)とバスbus を乗り継いでくるそうです。途中休憩をはさみますが2時間以上、皆と一緒に踊っています。前向きな姿勢にはいつも勇気づけられます。present

そのIさん。以前公民館で皆と踊った時に、派手な婆さんがいて心配したけれど、ちゃんと踊っていて安心した。と言われたそうです。heart03 その夜は悔しくて眠れなかったといいます。angry 正直で、なんて可愛い人なんでしょう。そんな言い方しかできないデリカシーのない親父はいやーね。インド舞踊の衣裳は確かに派手だけれど、華やかという表現のほうがぴったりですよね。華やかなご婦人が・・・と言って欲しかった。踊り手におばさんや婆さんは禁句です

衣装をまといメイクを施したら、私たちはもう神様のしもべ、デーヴァダーシです。いくつになってもその心意気で踊りましょう。notenotenote

二本の映画

久しぶりにツDVD を借りました。ジェームズ・アイボリーの古い映画。原作はカズオ・イシグ。今、私を離さないでが公開されていますが、借りたのは日の名残り。英国の古い屋敷に奉公している執事の回想という形で本は綴られています。ブッカー賞を受賞した名作です。本は読んでいたけれど映画は見ていなかったので忙しくなる前に見ておこうと思い、探したら1本だけありました。アンソニー・ホプキンス(ご存知レスター博士)演じる執事は、大きなお屋敷を管理し、自分を殺して主人に忠実に仕えることに誇りと存在意義を持っています。house

同じ屋敷に女中頭として働いているミス・ケントン(エマ・トンプソンもいい演技)との間に淡い恋のような感情が生まれます。ミス・ケントンは彼に人間らしい欲望や感情を出してほしいと挑発しますが、常に拒み、自分の感情を押し殺して優秀な執事たらんというスタイルを崩せません。、屋敷の中が整然としていることを第一に考えています。仕えている貴族がヒトラー寄りの考えを持ち英国を戦争に巻き込み、ユダヤ人の小間使いを解雇する時も、自分の意見は出さずあくまで主人の命令に従います。bearing

ミス・ケントンに結婚の話が持ち上がり、迷っていると訴えられた時も彼女に手を差し伸べず、仕事の話に持って行ってしまいます。結局ミス・ケントンは結婚のために屋敷を去ります。20年後、屋敷の主人は戦争でナチに加担したというので反逆罪の不名誉をおったまま失意のうちに亡くなり、新しい主に変わります。執事も新しい主人の元で働いています。そこにミス・ケントンから自分の結婚は失敗だった。娘が結婚したので夫と別れてまた屋敷で働きたいと言う手紙をもらいます。原作も映画も、執事が新しい主人から休暇と車を借りて彼女に会いに行くシーンから始まります。rvcar 旅をしながら2人が一緒に働いていた一番輝いていた時代を回想していきます。

古い貴族のお屋敷。何十人もの雇い人がいてまるでクラシック・ホテルですね。お客様がある時はお部屋の支度から、お食事の好みからすべて整えて客人に満足を与えることで主人の株が上がる。料理人から給仕人から小間使いから園丁からドアの真鍮磨きまで。主人公は執事という仕事に誇りを持ち、自分の生活はすべてその仕事を滑らかに行うために費やしている。政治的な意見を聞かれても私には判り兼ねますと言って逃げてしまう。女性からの必死のアプローチも、聞かないふりをして逃げてしまう。少なくとも自分の人生をつかむチャンスはあったのに一歩踏み出すことができず、執事という仕事の隠れ蓑をまとい、自分にとって安心なゆりかごの中にこもって外の世界に飛び出せない。

旅の途中に知り合った村人たちとの会話で、自分がもっと勇気を出せば変わったかもしれない現実(ナチ寄りになった主人を少しででも引き戻す。自分の父が亡くなった時も仕事を優先させることで父の死と直面しなかったことなど)を思い出し、今度こそ勇気を持とうとミス・ケントンに会います。up

ところがミス・ケントンは夫から娘に子供ができたと知らされ、夫からもやり直したいと言われ屋敷でまた働くことはできなくなったと言います。結局執事はまた自分の本心は隠して屋敷に戻り、結局これからも外の世界に飛び出すことなく、自分の感情も出すことなく、つつがなく仕事をやっていくのでしょう。新しい主人が古い英国貴族ではなく、ドルの力(原作の当時)を誇るアメリカの大富豪なので、少しは変わっていくでしょうか?

大富豪役は撮影事故で車いすのスーパーマンと言われた故クリストファー・リーブ。事故にあう前の元気な姿でしんみりしました。アンソニー・ホプキンスがいろいろな場面で苦渋する表情がすごいです。sweat02

もう1本、前から見たかったけれど重くて避けていました。白バラの祈り。ドイツ映画。ナチスに抵抗して処刑された女子学生の実話です。ゾフィーというミュンヘン大学の21歳の学生が兄と仲間と一緒に、戦争終結を訴えるビラをまき、ゲシュタポにつかまります。つかまって尋問されて裁判にかかり処刑されるまでたったの五日間だったという驚き。weep

自分はノンポリで、ビラをまく手伝いだったと主張して釈放されそうになります。しかし彼女の家から切手やタイプが見つかり、新たに尋問官とのやり取りが起こります。

貧しい仕立屋の息子からゲシュタポの尋問官に出世した男と、両家の出で知的で自由な思想を大切にするよう育てられたゾフィー。二人のやり取りが圧巻です。最初はノンポリと主張していたゾフィーが、目の前の自分の見を守ることに執着する尋問官とやり取りをしていく中で、どんどん自分の良心に忠実に生きようとする様子が芽生えてきます。そして仲間を救うために自分がやったと署名して裁判を受けることに。兄と仲間と三人が受ける裁判の恐ろしさ。

裁判官は元共産党寄りだったために、今では誰よりもヒトラーに忠誠を誓う姿を見せることに躍起になっているし、弁護士ははなから弁護する気はない。公開裁判だというのに臨席しているのはナチの軍服姿の男たちばかり。ヒステリー状態の裁判官から三人とも死刑を言い渡されます。普通90日の猶予があるべきなのに、このケースでは即刻処刑。死を覚悟した三人が、1本のたばこを回し飲みし、抱きしめあうシーンでは三人の顔がとても清らかで美しく描かれていました。

カーテンで仕切られた処刑部屋に連れて行かれるショッキングなラストシーン。重いけれど、いろいろ考えさせられるいい映画です。正反対のタイプの主人公ですが、どちらも、もっとうまくやれたらと、つい思わずにいられない映画です。

掌展

戸塚のKさんから屋久島で撮ったDVD (9分弱の動画)が送られてきました。水の音木々の間を渡る風の音、そして誰かの感嘆するため息が聞こえてきて、心が一瞬にして彼の地へ飛んで行きました。★゜・。。・゜゜・。。・゜☆・゜カメラの動画なので時間は短いけれど、力は強い。皆と過したおかげでエネルギーをたくさん充電してきました。up次の目標に向かって準備しなければ。

8月13日の蕨市文化ホールくるるでのコンサート。テーマは  今、挑むこと 今、踏み出すこの一歩 そして祈りへ・・・  です。東北の人達ががんばっている今この時、私達も自分で一歩踏み出して、挑戦してみたいと思います。その先にきっと皆の思いが集まって祈りが生まれると思います。

本格的なコンサートに初めて出演する人、自分の殻を破って新しい表現を見つけたいと思っている人、苦手なステップに挑戦する人、それぞれの一歩を踏み出してください。一歩踏み出せば道が見えてくるでしょう。ホームグラウンドということもあって都心のホールではやらない解説もやってみようと思います。蕨インド化運動頑張ろう。

先日のコンサートにも来てくれたアーティストの真砂さん。その指先から布や鉱物を素材にした素敵な作品を生み出しています。先日お仲間と作品展をやっていたのでお邪魔しました。場所は神楽坂。駅からまっすぐ行った賑やかな道をちょっと入ったところに画廊がありました。

Photo Kという画廊。二つに分かれていて奥のスペースです。7人の仲間で開いた掌展(たなごころてん)

Photo_2 看板。 見れば解りますね。

Photo_3 掌、すなわち手の平に入る位の作品で、普段自分が使わないような素材に挑戦するというコンセプトだそうです。私達の 今、挑むこと に共通していますね。日々挑戦するのは素敵なことですね。

Photo_4 皆の心意気。note

Photo_5 ここが真砂さんのコーナー。普段はインドやアフリカの布や糸を使ったショールや服やバッグが多いのですが今回は掌サイズ。paper いつも洋服やバッグもすべて手縫いです。もちろん今回もチクチク針を動かして制作したものです。コーナーにかけてあるペンダントを買いました。古い布を気持のよい形に丸めて石やビーズで飾っていてなんともいえないいい味わい。狭いスペースだけれど、しっかり彼女の世界を作り上げていてさすがです。

他の方の作品も石かと思ったら皮だったり、木や針金、真鍮、石膏、粘土いろいろな素材でびっくりさせられます。bomb 何よりも作家が楽しんだ様子が覗えて、それが見ている私達を楽しませてくれるのですね。happy01

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