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屋久島紀行・・・1

Photo 17日の早朝。私たちは羽田にいました。 去年の会津の蔵でのコンサートで久しぶりに集まった友人。それがきっかけでまたどこかへ行きたいねと話し合ったのが新年会。5月のコンサートが終わったら一息入れたいという私のために5月末にどこかへ行こうと決定。旅の達人、戸塚のKさんがプランを立ててくれることに・・・。メンバーは小田原在住、農業に目覚めたSさん。会津の書道家Hさん。そして私の4人。

それから3月の震災が起こり原発問題も発生。大好きな会津も観光客が減り、皆の顔から笑顔が消えてしまった。3月中はそれぞれ抱えるものが重すぎて、だれも旅行の話をできなかった。このままじいっと膝を抱えた状態では何もできない。やはり今4人で出かけたいという気持ちが再燃。どこでもよかったのです。四人で出かけることが第一の目的だったから。

その頃、年明けから病気治療していた共通の友人がおもわしくなく、彼女がよくなったら屋久へ行きたいと言っていたのを聞き、迷うことなく行き先決定。残念ながらコンサートの直前4月30日に友人は屋久島へ行くことなく天国へ旅立ってしまいました。4人ともはっきり口には出さないけれど、友人に屋久島を見せてあげたいという気持ちが大きく動き、計画が進みました。

屋久島というと私にとっては一人の詩人しかイメージできません。山尾三省。インドをさすらった後、屋久島に魅せられてて彼の地で畑を耕しながら自然の中から育まれた言葉を紡いだ詩人です。山や空や樹や水と話せる詩人。詩人を慕う人々も多く屋久島に住み着いたと聞きます。そんな詩人が愛してやまなかった屋久島って一体どんなところなんでしょう。

屋久島は鹿児島の佐多岬の沖合約60キロにある島で、太古、火山爆発で出来上がった大きな岩でできた島。そこに飛翔した植物の種が雨の恵みを受けしっかりと岩に根付き土を生み出し、また植物が根付きを繰り返し出来上がったまさに生命力にあふれた緑の島です。

小さな島なのに海岸線は亜熱帯性気候。中央部は亜高山地帯で冬は雪も降ります。この変化の大きさゆえ、多種多様な植物が生育しており、その特異な生態系が評価されて島の二割に当たる地域が1993年に世界遺産に登録されたそうです。

有名な縄文杉は推定樹齢7000年だそうです。まさに島の聖老人。残念ながら今回私たちは行くことができませんでした。(縄文杉を見に行くには往復10時間くらいのトレッキングだそうです)。ちなみに屋久杉というのは樹齢1000年を越した杉の木を指すそうで、それ以下の杉はたとえ何百年の樹齢を持っていても小杉と呼ばれるそうです。私達人間のあがいてばかりの短い数十年。聖老人は悠久の時を見守り続け何を思うのでしょうか・・・。

宮崎駿監督の「もののけ姫」のイメージは白谷雲水峡という場所から生まれたそうです。自然の息吹に満ちた素敵な森なのでしょうね。

羽田から1時間半。鹿児島港からトッピーという愛称の高速旅客船で2時間。種子島はすぐそばです。ではいざ屋久島へ。

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コメント

会津のM子でーす   はじめてlakushimiさんのブログを拝見:
 足どりも軽やかに、屋久島へ出発! わたしの写真が第一号に
採用されてうれしい!です( 実はおデブな姿が出てなくてホッと)
 あたたかな気持ちがあふれてる、魅力的な文のつづり・・・
屋久島紀行ー1 感激しました 旅に出る前の沸々としていた 気持ちが言葉になってあらわれていました。同感です。 ありがとう***
 紀行文の続きが楽しみです。  が・・くれぐれも醜態掲載の際はあたたかな眼でお願いしますね。

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