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今日もお出かけ日和。

Dscn2482 立川教室の美大生コンビ。めでたく卒業の季節を迎えました。美術系大学の合同卒業制作展が新国立美術館で行われています。17日から27日まで。多摩美術大学、日大芸術学科、女子美術大学、武蔵野美術大学(私はここ)、そして二人の母校東京造形大学。さんは版画科。さんは彫刻科です。

最近は山の中の大学が多いので都内での合同の卒展はいいですね。ほかの大学の作品も見れて、それぞれの傾向を知ることができる。Eさんの作品、ランゴーリのように綺麗な花が床に出現。その場の空気感を変える力があります。いかにも彼女らしい色合いで納得。レッスンの時、手足にインクが付いていたのはこれだったのね。

Dscn2486 こちらはOさんの作品。棺桶を彷彿させる黒い箱を前にアジアの女性達が対峙しています。何を語っているのか、何を見つめているのか・・・黒い箱にはビーズの取っ手がついた扉が。中には死があるのか、はたまた未来なのか。面白い作品です。私は女性たちの中でベールを被ったアラブの女性が印象的でした。

平日の夕方、今日は若い観客がたくさん訪れていて楽しい雰囲気の美術館でした。

そのまま,千駄ヶ谷で楽しみにしていたお能を見に行きました。2月は狂言が惣八。能が竹雪。先日、能への扉を読んだので、お囃子が楽しみでした。1時間以上、舞台上に鎮座して謡や太鼓、笛に努めているわけです。その間姿勢も崩しません。それぞれの掛け合いが面白い。阿吽の呼吸でしょうか。

今日の演目は継子いじめ。故あって繊細を離別した男。二人の子供のうち姉は先妻に引き取られ、後継ぎの息子は継母に育てさせています。所用で出かける際に息子と雪の積もった竹の塀に気をつけるように継母に言い含めて出かけます。継母は普段から息子が小憎らしい。それを感じた息子は母と姉に別れを告げてどこかに出奔しようと生母の家に。薄物しかまとっていない息子に生母は暖かい着物を着せます。そこへ継母が使いを出して家に連れ帰る。

戻った息子に父の命令だから竹塀の雪を払うよう命令。母の着せた着物を脱がせ外に追い出します。寒さのため倒れた息子に雪が降り積もり、とうとう息絶えてしまします。それを見た下男が生母と姉を迎えに。母達は必死に雪をかいてついに息子の身体を見つけます。そこに父が戻り、私は雪を落とせなどと命令していないと嘆きます。皆の嘆きが天に通じて息子が息を吹き返し、おまけに継母は去り、夫婦は元の鞘に収まりめでたしめでたし。

特別、幽玄な出し物ではないけれど、子方が可愛い。息子役は7歳。姉役は11歳とか。息子役は雪に埋もれて死ぬ役。白い着物をかけられて舞台の上で倒れていなければいけません。2人ともまだ声変わりしていない可愛い声を張り上げて堂々のせりふ回しです。小さい(今も小さいけれど)頃からちゃんとお稽古して、自分の職分として勤めているんですね。

継母役は野村萬斎。子供に向かって面憎いという場面も、ただの意地悪な女ではなく、女として、夫の愛を独占したいという可愛い部分もみえてよかった。今日も楽しい一日でした。

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コメント

先生、会場にお越しいただきありがとうございます

卒業制作の制作中は、よく学生生活を振り返りました制作も踊ることも、私の心で繋がっています

これからも美術と踊りが大好きです

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