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2010年7月

TSUBASA  翼

Img2 素敵な写真でしょう。森山開次の公演のチラシです。先月、能楽堂で初めて森山開次を見て、ノックアウトされたので、punch今度はダンスソロを見たくて行って来ました。会場は世田谷パブリックシアター。山海塾がよくやるところです。2階の正面の席で、全体が把握できて、ダンサーの動線がよく見えるいい席でした。ラッキー。

気難しそうな踊りかなと思っていたら、明るいし、コミカルだし、ちょっとガーリーな部分もあって、しかも動きはとっても綺麗。透明感があります。圧倒的に女性ファンが多かったです。ピアノとトランペットの掛け合いもよかった。舞台の正面、ワイヤーで構成した大きなオブジェが照明でいろいろな表情を見せて綺麗でした。舞台美術も自分でやっています。才能あるのね。

この衣装も鶴の羽のイメージそのものですね。その名も「天女の羽衣」という衣装生地屋さんの提供だそうです。こんな衣装をまとったら飛べそうな気がしてきます。up

オープニングはどうやって、とワクワクしていたら1階がざわざわして来ました。のぞき込んだら客席の通路を通って前列に来て、ちゃっかり空いた席に座ったりおちゃめな様子。鶴のマスクを着けていましたがアヒルの子みたいで可愛かったです。chick

来週の会津公演でも、舞台からではなく、客席から出て行くのを考えていたので、観客の心理として楽しいなと思いました。観に来てくれた方たちの心に少しでも触れる踊りを目指しましょう。heart04

暑中お見舞い申し上げます!

Dscn12502_2 毎日、暑い日が続いていますね。sun外を歩くだけでクラクラします。海の日の翌日、久しぶりに築地本願寺eventに行ってまいりました。秋の観音山でナレーションをお願いしている板橋さんの出演しているお芝居があったのです。会場の近くに大きな甕がいくつかあっていろいろな種類のハスが咲いていました。happy01

実は本願寺のブディスト・ホールでは、今まで4回公演をしたことがあります。ソロで3回、グループで1回。踊りやすくていい舞台ですが、上手、下手のはけ方とか、楽屋が舞台の上とか決して使いやすくはないです。今回ご招待いただいたお芝居のキャスティングを見てびっくり。こんなに大勢、二つある楽屋にも入りきらないでしょう。どんな風に出入りをするのか楽しみにしてきました。座席がリニューアルされていましたが、席を詰めすぎた感がします。

お話は昭和20年、3月の東京大空襲で焼け残った浅草の芝居小屋の楽屋から始まります。女座長のもとに少女歌劇団を引き連れて中国に慰問に行く話が持ち込まれます。焼跡をうろついていた少女たちが偽少女歌劇団として集められ、上海に行くことになります。すったもんだをしながらも少女歌劇団として舞台に立った少女たち。慰問先の兵士たちに拙い歌や踊りが喜ばれるのを肌で感じ、使命感に燃えてくるようになります。始めバラバラだったグループがまとまりだしたころ、突然の玉音放送。どん底に突き落とされるメンバー。でもまた日本で座長のもとで舞台をやろうと皆で決意するところで終わり。

主役の方は元アイドル。女座長の雰囲気がないのが残念。芸達者な人が脇で固めていました。板橋さん、モンペで頑張っていましたよ。また8月にはオーディションで勝ち取ったお芝居に出演するそうで、エネルギーに脱帽です。lovely

Dscn12482 夕暮れの本願寺。伊藤忠太の作品です。いろいろな所に忠太の好きな動物が隠れています。探しに行くのも楽しいですよ。出演する側から知っていた会場を、観客側からみるとまた新鮮。note

恒例のワークショップ

Dscn12312 日曜の朝10時から観音山でのワークショップがおこなわれました。この数年恒例になっています。この講座がきっかけで仲間になった方も何人かいます。今回のテーマはシュローカ。前半はサリーの着付けと基本のステップいくつかの紹介。休憩時にチャイのサービスと仲間のパフォーマンスを披露してくつろいでいただく。後半はシヴァ神をたたえるシュローカ(詩)を皆で練習。

9時半に会場に到着。すでにメンバーの手で会場の飾りつけとチャイの用意が完了。いつもながら仕事がてきぱきしています。受付も整っていて、すでにサリーを手にして開始を待っていらっしゃる参加者もちらほら。10時ちょうどに始めることができました。

まず、サリーの着付け。一人の方にモデルになっていただいて皆で同時開始。汗だくになりながらも皆さん無事着付け終了。それぞれお似合いです。着付けをしている間に気持もほぐれてきて皆さん楽しそう。簡単な身体ほぐしを行ってから基本ステップに挑戦。インド舞踊は緩やかな動きというイメージを持っている方が多く、いくつかステップを練習するとその複雑さと激しさに驚かれます。run

ひと汗かいたところでお楽しみの休憩。冷たいチャイでのどを潤し、デモンストレーションを楽しんでいただきます。最初のプログラムはプシュパンジャリ。5月のコンサートの後に入会したTさん、今日が初めてのお披露目。落ち着いているので頼もしいです。まだグングル・プージャをしていない4人。早くその日を迎えたいですね。「昨日の夕方、水辺で…」というクラシックなパダム。そしてヴィシュヌ・カウットワム。この曲はステップやフォーメーションなどきっと楽しめたと思います。

後半40分。シュローカの歌詞と踊りの振りを説明。皆で何度も練習して曲に合わせて踊ってみました。皆さん短い時間ですが、ずいぶん振りがなめらかになりました。あっという間の2時間。今日は時間の配分などうまくできて、適度な緊張とほぐれがバランスよく集中力を落とさず進められました。参加して下さった皆さまありがとございます。働き者のメンバーもご苦労様。

Dscn12322 今日は午後、子供インド舞踊教室があるので会場の移動が大変でした。こういう日はカレーでも食べないと身体が持たないので、マハトマのお弁当を予約。荷物を片づける人、お弁当を取りに行く人に分かれて、公民館で合流。カレーのにおいをぷんぷんさせて皆でお昼をいただきました。

お昼寝をしたいところだけれど、頑張ってまた練習。今日はお休みが多くて6年生だけでした。シヴァ神のグループダンスを教えるのにいいチャンスなのでさっそく特訓。フォーメーションが変化していくことを理解できたので光が見えてきました

夏休みになってしまうけれど、ぜひ自習練習に参加して秋に臨んでほしいです。

子供たちが帰った後はいつもの練習。プログラムもソロソロ決めてしっかり練習に取り掛からなくてはいけないし、チラシなども作成しなくては。今年も熱い夏になりそうです。朝早くから参加してくれたメンバー。長い一日お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。

鷹の井戸

2 2003年に宇都宮の美術館で「ダンス」という面白い企画展がありました。ダンスをイメージした絵や版画、ポスター。戦前、戦後活躍した日本のモダンダンスを牽引したダンサーの写真、そして古い雨が降っているような映像などが展示されていました。そのポスターとカタログの表紙がなんともインパクトの強い衣装をまとった女性(イトウテイコ)の写真でした。説明には1939年に東京で上演された「鷹の井戸」の写真だそうです。

そもそも、鷹の井戸はアイルランドの詩人イエーツフェノロサの能に関する遺稿に刺激されて新作能として書いた作品だそうです。イギリスでは1916、17年に上演され、この時に鷹の約を演じたのが伊藤道朗(千田是也の兄で戦前欧州で活躍した舞踊家)。テイコの義兄です。

Img2 ね、ちょっとすごいでしょう。昭和初期のレトロな感じもありますね。

物語は孤島に枯れた井戸があって、本の一瞬、が湧くことがあって、それを飲むと不老不死になると言い伝えられています。老人はもう何十年もその水が湧くのを待って井戸のそばを離れられません。そこに若者が噂を聞いて、自分こそこの水を飲むべき選ばれた者だと言ってやってきます。若者が井戸に近寄ると、井戸を守っている雌鷹が現れ両者の間に激しい戦いが起こります。その時、にわかに霊泉がわき出ます。しかし両者の戦いに気を奪われていた老人が駆け寄った時はすでに水が引いた後でした。老人ばかりでなくこの若者もまた人間らしい幸せをなげうち,幽鬼に身を変え永遠の命の水を待ち続けるであろう・・・という人間の悲しい業のなせる話でした。

このポスターを見てから、もし上演されることがあったらぜひ見たいと思っていたのです。今回は能役者の梅若幻祥が老人役。バレエダンサーのヤンヤン・タンが雌鷹。モダンダンスの森山開次が若者で、それぞれが見事な身体表現を見せてくれました。演出も衣装も洗練されていました。見せ場を作りすぎて見せ場がなくなってしまったような感じもしました。もっと泥臭くてもいいのでは。いつもの能楽堂に比べて若い観客が多かったです。森山開次素敵。ちなみにフィノロサは梅若實に謡曲の指導を受けたそうです。

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